株式会社レコチョクが、2024年9月21日(土)と22日(日)に東京ビッグサイトで行われる日本最大規模のDIY展示発表会「Maker Faire Tokyo 2024」に出展することが決定しました。今年は、昨年に続き、子どもから大人まで楽しめるAIによる作曲コンテンツをブースで展開します。
「Maker Faire」は、革新的な技術を駆使したDIY作品が展示され、参加者が自らの創意工夫を活かしたプロダクトを見せる場です。日本でも盛り上がるこのイベントは、昨年には約280組が出展し、訪れた観客の数は13,000人に達しました。
レコチョクのブースを担当するのは、同社の「NX開発推進部」です。この部門は、「人と音楽の新しい関係をデザインする」という企業ビジョンのもと、ソフトウェアだけでなくハードウェア開発にも取り組み、新しい音楽体験の創出を目指しています。部門名の「NX」とは「New eXperience」の略称で、エンジニアたちが新たな挑戦にも果敢に取り組む様子を示します。
今回展示される作品『カメレオンノーツ』は、エモブロックと呼ばれる感情を表現する顔文字ブロックを並べることで、AIが選択された感情に合わせた30秒間の楽曲を自動生成する参加型のアートです。この作品は、まるでカメレオンが色を変えるように、感情や気分にぴったりの音楽を生み出すことが可能です。再生された楽曲は、AIによって生成されたタイトルとジャケット画像が表示され、3DCG化されたキャラクター「レコチョクマ」が曲に合わせて踊るという楽しい演出もあります。生成された楽曲は、QRコードをスキャンすることでダウンロードできます。
作品制作には、音楽生成AI(MusicGen)や生成AI(RecoChat、OpenAI Assistants API)、Arduino、3Dレンダリングツール(Unity)など、多様な最新技術が使われており、訪れる人々に新しい体験を提供します。見学される方々は、このユニークな音楽生成体験を楽しむだけでなく、その背後にあるテクノロジーにも触れることができ、音楽の新たな側面を学ぶ良い機会となるでしょう。
レコチョクは音楽配信サービスを展開するとともに、音楽関係者や権利者に向けたソリューションを提供しています。また、2023年からは「with AIプロジェクト」を開始し、業務効率化のためにChatGPTを利用した「RecoChat」システムを導入しました。今後も、こうしたデジタル技術を活用しながら、音楽業界のさらなる発展に貢献していく計画です。
「Maker Faire Tokyo 2024」概要:
- - 日時:2024年9月21日(土)12:00~18:00、22日(日)10:00~17:00
- - 会場:東京ビッグサイト 西4ホール(ブース番号「SP03-03」)
- - 入場料:前売 大人1,200円(おみやげ付4,800円)、18歳以下500円;当日 大人1,800円、18歳以下700円
ぜひ「Maker Faire Tokyo 2024」に足を運び、レコチョクのブースで新たな音楽体験を体感してみてください。音楽好きの方々にとって、忘れられないひと時となることでしょう。
レコチョクは、音楽をデジタル化しながら価値を加えることで、皆さんの日常に新たな音楽の楽しみを提供し続けます。