日本メディカルAI学会が新たなステージへ
一般社団法人日本メディカルAI学会が、文部科学省から後援を受けて公認資格試験を実施することが決まりました。この試験は、2018年度から続いているもので、2021年3月1日からは文部科学省の正式な支援を受けて実施されることになります。これにより、医療AI分野の人材育成が一層進むことが期待されます。
資格試験について
日本メディカルAI学会は、医療AI分野において必要なスキルを持つ人材の育成に注力しています。今回の公認資格試験は、医療従事者だけでなく、AI技術を学びたい学生や医療機器メーカーの社員など、多くの人々を対象としています。さらに、この資格取得には、株式会社キカガクが提供する「脱ブラックボックスコース」と「メディカルAI専門コース」の受講が必須です。
CBT形式での実施
新型コロナウイルスの影響を考慮し、資格試験は完全にCBT(Computer Based Testing)形式に移行します。この形態により、受験者はフレキシブルかつ安全に試験を受けることが可能です。特に、株式会社キカガクが技術面で多くのサポートを行っていることが挙げられます。資格試験に合格することで、受講生は医療AIに関する専門知識を証明することができます。
第3回学術集会の開催
また、2021年6月には第3回日本メディカルAI学会学術集会が開催されます。このイベントは、医療AIに特化した最大級の学術集会で、今年のテーマは「人知とAIの協働」です。大会長には、東京大学の井元清哉教授が選任されており、完全オンラインでの開催が予定されています。
学術集会では、最新の医療AI技術や研究に関する情報が共有される貴重な機会となります。過去の学術集会には約1100名が参加した実績があり、多くの専門家や研究者が集いますので、興味がある方はぜひ参加してみてください。
お問い合わせ先
公認資格試験や学術集会に関する詳細情報は、以下のリンクから確認できます。また、いかなる質問や問い合わせについても、対応窓口が設けられています。
まずは資料を確認し、資格取得や学術集会への参加を検討してみてください。医療AIという新たなフィールドで自分を成長させる機会です。皆様の参加をお待ちしております!