ジグザグがウェブアクセシビリティ向上を目指す「ユニウェブ」を導入

株式会社ジグザグは、越境EC（海外向け電子商取引）の支援を行う企業で、その理念は「世界中の欲しいに応える、世界中に想いも届ける」というものです。今回、株式会社Kivaが開発したウェブアクセシビリティサービス『ユニウェブ』を導入し、さらなる信頼性向上を図ることになりました。この取り組みは、すべての人にとってアクセスが容易なウェブ環境を提供することを目的としています。

ユニウェブの導入背景

インターネットの発展とともに、すべての人が重要な情報を得るためには、ウェブサイトのアクセシビリティが不可欠です。高齢者や障害者にとっても、ウェブは重要な情報源ですが、現実には多くのサイトがこれに配慮していないため、彼らが必要な情報や手続きを行えない事態が発生しています。これを解決するために、先進国のウェブサイトではウェブアクセシビリティが標準仕様�と化しています。

代表的な機能には、画面上の文字を音声で読み上げる「部分リーダー」や、画面のコントラストを簡単に切り替えるボタンが含まれています。これにより、視覚的な制約がある人や外国人旅行者がスムーズに情報を取得できる環境が整います。特に、日本語を理解できない外国人が災害時に避難情報を得られることは、非常に重要です。

WorldShoppingというサービスサイトにユニウェブのアイコンが設置されており、これをクリックすることでアクセシビリティメニューが表示されます。導入当日から機能を活用可能なため、即効性が期待されます。

ユニウェブの特長

ユニウェブは、特別な技術や設備を必要とせず、ウェブサービスに一行のコードを追加するだけで導入できます。このシンプルさは、提供する側にとっての負担を軽減し、率先してアクセシビリティ向上に取り組めるようにします。視覚的な障害や一時的な怪我、外国人旅行者など、様々なバックグラウンドを持つユーザーが、自分に合った形で情報を理解できるようサポートします。

会社の背景

ジグザグは埼玉県に本社を構え、日本国内の商品を海外市場に届ける越境EC事業を展開しています。特に注力するのは、海外ユーザーが日本の商品をスムーズに購入できるようにすることです。『WorldShopping BIZ』では海外からの購入者が日本のオンラインショップで直接購入できない場合にも対応し、国際配送を含むトータルサポートを手掛けています。

まとめ

今後、ウェブアクセシビリティはますます重要なテーマとなるでしょう。ジグザグとKivaの協力により、全ての人が情報にアクセスできる環境が整い、顧客満足度の向上が期待されます。越境ECの分野で競争力を持つためには、信頼性とアクセシビリティのどちらも不可欠です。この取り組みが新しいスタンダードを築くことになるでしょう。