株式会社Specteeが防災テクノロジーの分野で、大きな注目を集めています。日本時間2025年5月19日(月)、SHIBUYA QWSにて開催予定のスタートアップピッチコンテスト「第1回ピーステック・アワード」でファイナリストに選出されました。これは、国際平和拠点ひろしま+東京コミュニティが主催し、JICAが後援する新たな取り組みです。Specteeは、「危機管理部門」において、最終審査に競う対象企業の一つであり、当日は同社の取締役COOである根来氏が登壇します。
ピーステック・アワードの概要
初めて行われるこのアワードは、デジタル技術を活用し、平和を脅かす社会課題の解決を目指すスタートアップを発掘し、その成果を称えるものです。ピーステック産業の発展を促すことを目的とし、国内外において社会的なインパクトを生み出す新たな道を切り開くことを目指しています。最終審査のピッチや表彰式は、オンラインプラットフォームのPeatixを通じて申し込むことができます。
イベントの詳細
今回のアワードは、2025年5月19日に行われ、場所は東京都渋谷区にあるSHIBUYA QWSです。イベントは16:00から18:00までのピッチセッションを経て、18:45からは表彰式が行われます。また、ピッチ後にはパネルセッションも予定されています。
審査員には、独立行政法人国際協力機構(JICA)から大井氏、さらには株式会社SDGインパクトジャパンの小木曽氏や、広島県立叡啓大学の早田教授など、各界の専門家が参加します。
株式会社Specteeの使命とサービス
株式会社Specteeは、「危機を可視化する」をミッションに掲げています。その主力サービスである『Spectee Pro』は、SNSや気象情報、カーナビデータ、道路・河川カメラの情報を活用し、災害やリスク情報を解析します。これにより、迅速な被害状況の可視化や予測が可能となります。
さらに、2024年7月には契約数が1000を突破しました。この成長を支えるのは、全国の自治体や報道機関、インフラ企業などと提携し、災害対応や危機管理をデジタルで実現しているからです。もう一つのサービスである『Spectee Supply Chain Resilience』は、製造業向けに特化したもので、サプライチェーンの可視化を行い、危機発生時の影響を迅速に把握できる仕組みを提供しています。
まとめ
株式会社Specteeは、今後の最終審査でどのようなパフォーマンスを見せるのか、期待が高まります。彼らの取り組みが平和や社会的安定に寄与することを願いながら、その進展を見守りたいと思います。ピーステック・アワードの詳細については、公式サイトやPeatixをご覧ください。