フィリピン・セブ市で君臨する新しい住宅供給プロジェクト
阪急阪神不動産株式会社は、このたびフィリピンにおいて新たなマンション分譲事業『Sakura Residences』に参加することを発表しました。このプロジェクトは、フィリピンの不動産デベロッパーであるJuanito King & Sons Inc.(以下、キング社)との協働によるもので、全11プロジェクトにおける住宅供給の一環として位置づけられています。
プロジェクトの概要
『Sakura Residences』は、セブ都市圏内のマンダウエ市に建設される予定で、周囲には商業施設、小学校、病院などが揃っているため、非常に便利な生活環境が整っています。具体的には、セブ中心部から北東へ約5kmの地点にあり、車でのアクセスも良好なため、通勤者にも適した立地です。
また、マンダウエ市は製造業が盛んな地域であり、ここで働く人々の住宅需要が高まると予想されています。本プロジェクトでは、582戸のマンションが2棟建設される予定で、その完成は2028年を目指しています。
プロジェクトの特徴
- - 用途: 分譲住宅(マンション)
- - 建設地: セブ州マンダウエ市
- - 敷地面積: 5,092平方メートル
- - 分譲戸数: 582戸(2棟)
- - 竣工予定: 2028年
この『Sakura Residences』は、阪急阪神不動産にとってフィリピンで初のマンション分譲プロジェクトです。過去には、マニラ都市圏で8つの戸建分譲プロジェクトを展開しており、本プロジェクトを加えることで、フィリピンでの事業は計11プロジェクト、約7,860戸に達します。
海外での戦略
阪急阪神不動産は、ASEAN諸国を中心に海外不動産事業を拡大しております。今回の新プロジェクトによって、同社の住宅分譲事業の実績は累計で65プロジェクト、約72,610戸に達する見込みです。バランスのとれた地域の成長を反映したこの取り組みは、それだけでなく地域経済の活性化にも寄与することでしょう。
共同事業契約書の締結式は、10月22日に実施され、両社のさらなる連携を強化する形となります。阪急阪神不動産の持つ知見や経験を最大限に活かし、フィリピンにおいても持続可能な住宅開発に貢献することを目指しています。
今後も新たな情報や進展があれば、公式サイトやプレスリリースを通じてお知らせしていく予定です。このプロジェクトにご期待ください。