エスプールブルードットグリーンがCDP質問書サポートの新たな高みへ

エスプールブルードットグリーンがCDP質問書支援で新たな歩み

株式会社エスプールブルードットグリーン（以下、エスプールB・G）は、2024年度のCDP質問書に対し、過去最高の185社、243件の回答を支援しました。この取り組みは、企業の環境対策を支援する重要なステップであり、今後の環境活動においてもますます重要な役割を果たすことが期待されています。

エスプールB・Gの支援内容

エスプールB・Gは、これまでに520社以上の企業に対して、さまざまな課題に基づいたコンサルティングサービスを提供してきました。2024年度のCDP質問書支援では、気候変動の問題にとどまらず、水セキュリティや森林といった分野においても幅広くサポートを行い、50社以上の企業に支援を提供しています。

主な支援サービスには、準備段階から回答確認までを一貫して行うフルサポートプランや、すでに回答経験のある企業に対してフィードバックを行うプランが含まれています。質問書の変更が大幅に行われた2024年には、特に新たなニーズが見込まれています。

企業ニーズに応じた新サービス開始

今年度のCDP質問書では、回答要請の拡大や質問内容の変更が目立っています。これに対し、企業からは次のようなお声が多く寄せられました。

- 「初めてCDP質問書に回答したが、スコアの見込みが知りたい」
- 「質問に全て回答できなかった。来年に向けての改善策が必要」

こうした悩みに対処するため、エスプールB・Gは新たに予想スコア分析サービスを提供開始しました。このサービスでは、公開されているメソドロジーに基づいて回答内容を分析し、「どの程度のスコアが見込めそうか」や「2025年に向けての改善策」を提示します。これにより、企業は次年度に向けて更なる環境経営への一歩を踏み出せることでしょう。

CDPとは何か

CDP（Carbon Disclosure Project）は、イギリスに本拠地を置く国際環境NGOです。この団体は、世界中の主要企業がどのように環境活動を実施しているかを調査し、投資家に代わって各企業に質問書を配信、得られた回答を分析・評価しています。近年、回答を求める企業が年々増加し、特に2024年にはスタンダード・グロース上場企業にもその要請が広まっています。

この背景には、過去最高額となる142兆ドルの資産を持つ機関投資家がCDPを通じて環境データの開示を要求しているという現状があります。このように、CDP活動は非財務情報開示分野での圧倒的な存在感を誇っています。