神戸高専、ネーミングライツパートナーを募集中
神戸市立工業高等専門学校(神戸高専)は、従来の「ものづくり」に加え、複雑な問題を広い視点で把握し、分析する能力を備えた創造的な技術者を育てるための取り組みを行っています。この度、同校は教育および研究環境の向上、そして地域への貢献を目指し、4年生普通教室(5クラス分)と機械工場のネーミングライツパートナーを募集しています。
ネーミングライツパートナーの概要
ネーミングライツパートナーになることで、企業や事業者は神戸高専の特定の施設に自身の名称やロゴ、シンボルマークを付与することができます。これにより地域との結びつきを強めることができるほか、感謝の意を示す形で、校内の該当施設での名称表示が行われます。事業者からの支援は、学生が自由な発想で創作に取り組める実験実習環境の整備に活用されます。
募集対象施設の詳細
1. 4年生普通教室
- - 所在地: 神戸市立工業高等専門学校 講義棟
- - 面積: 約66㎡
- - 主な利用学生: 4年生(各クラス約40名)
- - 施設利用人数の目安: 年間延べ約2,000人
- - 命名権料: 年間55万円(税抜価格50万円)
- - 契約期間: 2026年4月1日から2029年3月31日(更新可能)
2. 機械工場
- - 所在地: 神戸市立工業高等専門学校 機械工学科実験実習棟
- - 面積: 約499㎡
- - 主な利用学生: 機械工学科全学生、NHKロボコン研究会、他
- - 施設利用人数の目安: 年間延べ約24,800人
- - 命名権料: 年間110万円(税抜価格100万円)
- - 契約の期間: 2026年4月1日から原則3年以上5年以下(更新可能)
募集要項と公募期間
応募に関する詳細は神戸高専のウェブサイトで確認可能です。公募の期間は2025年11月21日から12月24日までで、郵送での受付は締切日必着となります。持参の場合は開校日の午前8時30分から午後5時15分まで受付が行われます。
関連するスケジュールは以下の通りです:
- - 候補者選定: 2026年1月中旬
- - 契約締結: 2026年3月中旬
- - 設置看板の設置: 2026年3月中旬以降
- - 事業開始: 2026年4月1日
これまでの実績
神戸高専では、2025年2月に初めてネーミングライツパートナーを募集し、現在以下の3つの施設がネーミングライツを実施しています。
1. 生協食堂[PARAT BIZ ロマン食堂]
2. 都市工学科4年生教室[DAITETSUまちづくりエンジニアラボ]
3. ロボット製作場[ミヤワキチャレンジフィールド]
今後も、対象施設の拡大を目指し、順次公募が行われる予定です。
詳細については、神戸高専の公式ウェブサイトを訪れてください:
神戸高専ウェブサイト