静岡新聞社と県警が協力して特殊詐欺防止に挑む
2月5日、静岡新聞社と静岡県警は、特殊詐欺被害を防ぐための覚書を締結しました。最近、特殊詐欺の被害が増加していることが背景にあり、両者は連携して地域住民の安全を守るための具体的な施策を進めることに合意しました。
覚書の締結には、静岡県警生活安全部長の高橋直人氏と静岡新聞社取締役の荻田雅宏氏が出席し、直接取り交わしを行いました。高橋部長は、「情報をパッケージとして伝えることで説得力が増し、県民の行動変容につながる」と述べ、情報提供の重要性を強調しました。一方、荻田取締役は、静岡県内に約120か所ある新聞販売店がこの啓発活動に協力することを伝え、「新聞社と販売店が力を合わせ、被害に遭いにくい県を目指したい」と意気込みを見せました。
この覚書に基づき、静岡新聞社は毎週金曜日に「ご注意! 詐欺多発中」という企画記事を新聞紙面とデジタル版で掲載することを発表しました。この企画では、静岡県内の特殊詐欺被害の現状や詐欺手口、対策をイラストや写真を交えて分かりやすく紹介し、他にも「ひとみが教える3つのポイント」というコーナーを設け、広報官に任命されたタレントの久保ひとみさんが登場します。
記事は、地域住民に向けた啓発の一環として、特に高齢者の方々が狙われることが多い特殊詐欺の電磁的な情報を提供。詐欺に遭わないためのポイントを分かりやすく伝えつつ、県民一人ひとりの意識を高めることを目的としています。特に悪質な詐欺手口が巧妙化している現代において、こうした取り組みは非常に重要です。
静岡新聞社と県警は、今後も協力して広報活動を強化し、地域社会における安全意識の向上を図っていく方針です。両者の連携が、静岡県内の特殊詐欺被害を抑制し、安心・安全な生活の実現に寄与することが期待されます。地域の新聞販売店も参加することで、新聞の防犯情報提供の役割がさらに広がるでしょう。
今後の動きに注目しつつ、地域に根ざしたこうした防止啓発活動が、多くの人々の生活に寄与することを願っています。