AIと文章校正の新たな挑戦
株式会社レッジ、ウェブライダー、そしてSPJが12月12日より共同で、推敲・校閲支援ツール『文賢(ブンケン)』の機能強化を図るプロジェクトをスタートしました。この研究では、機械学習やディープラーニングといったAI技術を用いて、文章校正業務をより簡素化し、誰もが分かりやすい文章を発信できる未来を目指します。
プロジェクトの内容
共同研究の初期段階として、誤字や脱字の自動検出エンジンの開発に注力します。これは、『文賢(ブンケン)』に組み込む計画のもと、進められます。このエンジンの開発はレッジが担当し、SPJの江口氏がテクニカルアドバイザーとして技術的支援を行う形です。
このプロジェクトでは、レッジやウェブライダーが蓄積した文章データを学習材料として利用し、誤字や脱字を効果的に検知する仕組みを考案しています。複数の手法を組み合わせることにより、既存のモデルを超える精度を追求し、開発を進めていくつもりです。
今後の展望
来年度には、『文賢(ブンケン)』へ新しい機能を組み込む予定があり、それによってサービスの質を向上させることを目指します。さらに、誤字や脱字の検出にとどまらず、文章が持つ雰囲気や温度感の判定といった新たな挑戦にも取り組む計画です。
参加企業の紹介
株式会社レッジ
- - 代表者:橋本和樹
- - 設立:2017年10月5日
- - 事業内容:AIプロジェクトのコンサルティングやプロデュース事業、AIに特化したメディア運営
レッジは、AI技術を駆使したプロジェクトに特化し、様々な業界での適用を目指しています。
株式会社ウェブライダー
- - 代表者:松尾茂起
- - 設立:2010年4月1日
- - 事業内容:WEBサイトやWEBサービスの制作・企画・運営
ウェブライダーは、クリエイティブな発想でWEB関連サービスを展開し、クライアントのニーズに応えるサイト作りを行っています。
株式会社SPJ
- - 代表者:江口天
- - 設立:2017年6月30日
- - 事業内容:AIソリューション事業やAI技術研修、コンサルティング事業
SPJはAIの分野において高い専門性を持ち、教育やコンサルティングを通じてAI技術の普及に努めています。
今後、これらの企業の協力により、AIを活用した文章校正がより効率的で高精度なものになり、多くの人々にとって有益なツールとなることが期待されています。