人気猫シリーズ、英語以外にも33言語に翻訳決定!最新作は10月10日に発売
海外でも人気を博す猫と処方箋の物語
2025年10月10日、株式会社PHP研究所からシリーズ最新作『猫を処方いたします。5』が発売される。本作は、著者・石田祥によって創造された独自のストーリーで、猫を患者に処方するという新しい視点から心の問題にアプローチする。
海外翻訳の広がり
このシリーズは、驚くべきことに33言語への翻訳が決定し、累計58万部の販売を達成。特に注目すべきは、書籍が日本国内で累計39万部を売り上げた段階でも、既に海外からの翻訳オファーが殺到した点だ。
日本の文学作品が海外翻訳される場合、通常はベストセラーになってから他国への展開が行われるが、本シリーズはその常識を覆す展開を見せている。イギリスでは文芸作品のランキングで早くも20位に入るなど、海外市場でも高い期待が寄せられている。
著者の思い
石田祥著者は、「本作が世界で理解され、多くの国で支持されるのは本当に嬉しいです。猫は万国共通で愛される存在です。その愛らしさは、どの文化でも共鳴すると思います」と語る。猫の描写は、文化ごとに異なるが、その魅力は普遍的である。翻訳版の表紙も国によって個性的であり、猫の可愛らしさを強調したデザインに仕上がっている。
最新作のあらすじ
シリーズ第5弾では、姉に処方された猫を返却しにきた主婦や、将来に不安を抱えるケアハウスの職員など、様々な登場人物が登場する。彼らと猫の関わりを通じて、心の悩みや癒しが描かれていく。
『猫を処方いたします。5』は288ページで、税込定価935円という手頃な価格で提供される。心のメンテナンスとしての猫の存在が、新たな形で読者に感動を与えることだろう。
発売に伴うイベント
さらに、最新刊の発売を記念して書店で特別イベントが開催される。例えば、アバンティブックセンター洛北店ではサイン会が予定されており、シリーズに登場する処方猫をテーマにした特製しおりも配布される。また、枚方T-SITEではミニトークショーも行われる予定だ。
これらのイベントを通じて、ファンとの交流や新たなファンの獲得を目指す。猫を通じた心の癒しというテーマは、家族や友人との会話のきっかけにもなるかもしれない。
まとめ
『猫を処方いたします。5』の発売は、国内外での猫ブームをさらに加速させるだろう。今後も猫をテーマにした作品が増えていくことに期待が高まる。愛らしい猫たちが、心の健康にどのように寄与するのか、是非手に取って確かめてみてほしい。