長坂真護のアート
2024-12-09 19:19:22

アートと環境問題を結ぶ長坂真護氏の挑戦!電子ごみのアートに込められた情熱

アートと環境問題を結ぶ長坂真護氏の挑戦!



12月9日、MAGO CREATIONの代表取締役で美術家の長坂真護氏が出演する「GINZA CROSSING Talk」がYouTubeで配信される。今回のテーマは「電子ごみのアートに込められたメッセージ」。長坂氏は、環境問題と貧困の解決に向けて、独自の方法でアート作品を制作している。

電子機器の墓場から生まれるアート



ガーナのスラム街・アグボグブロシーを訪れた長坂氏は、先進国が廃棄した電子機器が人生を苦しめている現状に衝撃を受けた。彼はこれらの電子ごみを使い、毎年500点ものアート作品を生み出し、その販売から得た収益を環境や貧困解決へと結びつけている。在庫のない独特のアートスタイルは、彼自身にとっても大きな挑戦だった。

長坂氏はアートを通じて、廃棄物問題を人々に認識してもらい、そこから持続可能な事業を創り出すことを目指している。彼の言葉には、「アートはただの美しさを示すものではなく、社会的な問題に対するメッセージでもある」という強い意志が表れている。

サステナブル・キャピタリズムの実現



長坂氏は、環境と経済の循環を実現する「サステナブル・キャピタリズム」を提唱。彼は、売上の一部を利用し現地にリサイクル工場を建設し、農業やEV事業の普及にも努めている。この取り組みが成功すれば、サステナブルな町づくりにも繋がると信じている。

テレビとオープンな対話



「GINZA CROSSING Talk」では、長坂氏がどのような視点で活動しているのか、そしてアート制作の背後にある思いや目的について、MCの尾河眞樹氏との対話を通じて明らかにする。不定期で好きな場所やタイミングで放送される番組は、視聴者に深く響くメッセージを提供する。

環境への意識を高めるアート



長坂氏のアートは、単なる視覚的な美しさだけでなく、環境や社会問題を訴える力がある。彼が使用する電子ごみは、彼自身の意志を反映したものであり、観る人々に強いメッセージを送り続ける。

今後の展望



2022年には東京の上野の森美術館で初の個展を開催し、世間の注目を集めた。今後も彼の挑戦は続き、アートを通じて広がるネットワークや新しいアイディアが、さらなる影響を与えることだろう。

12月23日には、後編が配信され予定で、長坂氏が「何がはみ出し者をアーティストに変えたのか」について掘り下げる。アートと環境問題についての長坂氏の熱意とビジョンを多くの人々と共有し、次世代に向けたメッセージが広がることを期待したい。


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