国内企業連携で実現！デジタルインボイスの相互接続テストが成功！ワークスアプリケーションズが牽引するPeppol e-invoice普及への貢献

国内企業が連携し、デジタルインボイスの相互接続テストを実施！ワークスアプリケーションズが推進するPeppol e-invoice普及に向けた大きな一歩

ワークスアプリケーションズ株式会社（以下、WAP）が幹事法人をつとめるデジタルインボイス推進協議会（以下、EIPA）は、会員企業による相互接続テストを実施し、成功しました。このテストは、2024年4月以降、多くの事業者が安心してデジタルインボイス（Peppol e-invoice）を採用できるように、EIPA会員である日本の認定Peppol Service Provider複数社が協力して実施されました。

今回のテストには、EIPA会員有志23社が参加し、433件の相互接続テストが実施され、すべて成功しました。テストでは、Peppol BIS Standard Invoice JP PINT Version 1.0.2が使用され、消費税の適格請求書等保存方式における「適格請求書」に対応しています。

Peppol e-invoiceは、インボイスなどの電子文書をネットワーク上で授受するための国際的な標準規格である「Peppol」を用いた、デジタルインボイスのことです。欧州各国をはじめ、シンガポールやオーストラリアなどでも採用されており、国際的に普及が進んでいます。

今回のテスト成功は、国内におけるPeppol e-invoice普及に向けた大きな一歩です。Peppol e-invoiceの仕組みを通じて、国内外の取引相手との間でデジタル請求書をオンラインで円滑に授受することが可能になります。これにより、ペーパーレス化はもちろん、業務プロセスの自動化など「デジタル化」が進み、事業者は請求、支払、記帳業務の効率化と正確な処理を実現し、生産性向上につながります。

WAPは、EIPA幹事法人として、Peppolの普及に力を入れ、Peppol経由で請求書データのやり取りをデジタルの世界で完結できる「HUEデジタルインボイス」を通じて、企業間取引のあり方そのものを大きく変えていくことを目指しています。

ワークスアプリケーションズが提供する「HUEデジタルインボイス」

「HUEデジタルインボイス」は、直感的な操作感で請求書受取・発行業務が行えるクラウド請求書送受信サービスです。HUEシリーズをはじめ、会計システムと連携することで、かんたんに請求・支払業務のデジタル化に対応できます。

紙と電子ファイルでのやり取りが混在するハイブリッド運用はもちろん、Peppolにも対応しているため、フルデジタル化に向けて継続して利用可能です。さらに、受取代行サービスをあわせて利用することで、現在紙で受け取っている請求書を、業務支援センターで受け取ることにより、取引先のご負担を抑えた形で、社内のペーパーレス化を実現できます。

WAPは、今後もEIPAと連携し、日本の認定Peppol Service Providerが実施する相互接続テストと情報連携を進めていきます。国内のデジタルインボイス普及をさらに加速させ、企業のDX推進を支援していくことが期待されます。

デジタルインボイス推進協議会（EIPA）について

EIPAは、2020年7月29日に設立された、デジタルインボイスの普及を推進するための団体です。WAPをはじめ、国内の主要なIT企業や会計ソフトベンダーが会員として参加しています。EIPAは、Peppol e-invoiceをはじめとするデジタルインボイスの普及に向けた啓蒙活動や、会員企業間の連携強化に取り組んでいます。

ワークスアプリケーションズ株式会社について

WAPは、1996年の創業以来、日本発の業務アプリケーションのパッケージソフトウェア会社として、主に国内の大手企業向けに製品・サービスを提供してきました。「働く」の概念を変え、仕事をより創造的なものへ、企業の生産性を高め、企業価値を拡大するという理念のもと、ERPを軸としたソリューションプロバイダーとして、大手企業に加えて中堅・中小・スタートアップ企業のDX推進のパートナーとなれるよう、さらなる発展を目指しています。