能登の復興を支える「あおぞらカフェ」
特定非営利活動法人LOVE EASTは、2025年4月から能登半島地震の影響を受けた仮設住宅に住む方々のために、新たな交流の場「あおぞらカフェ」を開設しました。これは、地域コミュニティに馴染みづらい方や新入居者が安心して交流できる場所を提供することを目的としています。
あおぞらカフェの理念
あおぞらカフェは、仮設住宅の集会所前に設けられたお茶を楽しむ空間です。ここは、立ち寄るだけで交流ができるように設計されています。来場者は、申し込みなしで誰でも参加可能であり、健康的なお茶やお菓子が無料で提供されるため、気軽に訪れることができます。現在、このカフェは石川県志賀町の10か所の仮設住宅を巡回しています。
これまで集会所でのイベントに参加するのが難しいと感じていた人々からは、「集会所のイベントは女性が多くて参加しにくい」という声や、「知り合いが少ないので集まるのが難しい」という意見が寄せられていました。これを受け、LOVE EASTは新しい取り組みとしてあおぞらカフェの設置に至りました。
新しいつながりを創出
あおぞらカフェでは、ただお茶を提供するだけでなく、住民との対話を大切にしています。スタッフは、ケガや体調不良で外出が難しい方のもとへお茶を届け、日常の話から悩みごとまで共に語り合うことで、信頼関係を築いています。このような関係性の構築が進むことで、地域全体の安心感が高まります。
新しい参加者が毎回訪れ、これまでイベントに参加したことがなかった方々も「ちょっとお茶をしに来ただけ」と立ち寄るようになっています。また、小規模な仮設住宅でも開催可能なため、より多くの方々との接点を持つことができます。
LOVE EASTの活動に対する期待
LOVE EASTは、災害復興活動を通じて、誰一人取り残さない支援を目指しています。地域の声をしっかりと聞き、どのようなニーズに対しても応えられる体制を整えています。今後も継続的に支援を行い、地域コミュニティの活性化に寄与していくことを目指します。
日々の活動は、インスタグラムで発信されているため、詳細を知りたい方はぜひチェックしてみてください。Instagramアカウントは
NPO法人 LOVE EASTです。
LOVE EASTについて
LOVE EASTは、2011年4月に設立された東日本大震災の支援団体です。現在は能登半島地震への支援を中心に活動しており、これまでに多岐にわたる支援活動を展開してきました。今後も、困っている方々へ積極的に手を差し伸べ、復興の支援を行い続けます。ご支援をお願いいたします。
詳しくは、
LOVE EASTの公式ホームページをご覧ください。