浪江町が進めるメンタルヘルスケアの新たな挑戦
福島県浪江町が、職員向けにオンラインカウンセリングサービス『マイシェルパ』を導入しました。このサービスは、町職員が自身の心の健康を気軽に相談できる環境を整えるものです。職員の休職者増加が問題視される中、オンラインでのカウンセリングを通じてサポート体制を強化し、こころの不調を抱える職員の手助けを目指しています。
導入の背景
近年、浪江町では職員の休職が増加傾向にあります。その一因として、こころの不調が関与しているとされています。これまで、カウンセリングを受けるためには近隣の城市や仙台まで足を運ばなければならず、多くの職員にとって大きな負担となっていました。そこで、町はメンタルヘルスをサポートするため、オンラインでのカウンセリングが行える『マイシェルパ』を導入することに決めました。
町職員の声
浪江町の大柿光史様は、職員が多様なニーズを持っていることに触れ、日々の業務に追われる中で悩みを相談できない現状について語りました。上司や同僚に相談することへの抵抗から、心に抱える問題をひとりで抱え込む職員が増加しているとしています。そのような状況の中、『マイシェルパ』を利用することで、職員は業務の合間に気軽に悩みを相談できる環境が整ったことに期待を寄せています。
オンラインカウンセリング『マイシェルパ』の概要
『マイシェルパ』は、医学博士で精神科専門医である運営者のもと、厳選された臨床心理士や公認心理師がオンラインでカウンセリングを提供しています。利用者は、自分のニーズに合ったカウンセラーを選択できるほか、同じカウンセラーによる継続的なサポートも可能です。
マイシェルパの公式サイトはこちら
会社概要
株式会社マイシェルパは、オンラインカウンセリングを中心とした法人および個人向けのメンタルヘルス支援プラットフォームを展開しています。精神科専門医によるエビデンスに基づいたサービスを提供し、すべてのカウンセリングは専門の臨床心理士または公認心理師によって行われます。また、これまでに400社以上の企業や団体で導入実績がある実績もあります。
浪江町における『マイシェルパ』の導入は、高まるメンタルヘルスの重要性を認識し、職員が日々抱える課題に寄り添う新たな取り組みとして注目されます。心の健康を守るために必要なサポートが、今後も多くの職場で広がることを期待しています。