ラネクシー、新製品「MylogStar 4 ServerAudit」を発表
株式会社ラネクシーは、自社で開発したログ管理ソフトウェア「MylogStar 4」の新たなラインナップとして、これまでの「MylogStar 4 FileServer」を「MylogStar 4 ServerAudit」へ名称変更し、正式に提供を開始しました。
この製品は、サーバー及びクライアントの操作ログ管理を通じて企業に求められる情報漏洩対策を支援します。具体的には、『監査証跡管理機能』や問題発生時の原因究明を助ける『追跡機能』などを提供し、企業の安全を守る役割を果たしています。
「MylogStar」は、業界屈指の高いログ取得能力を誇り、2025年3月時点での導入企業数は9000社を超えています。これは、急増する内部不正や外部の脅威に対抗するための重要なツールとしての地位を確保しています。
製品名変更の背景
新名称の「MylogStar 4 ServerAudit」には、監査機能の強化をより明確に打ち出すことを目的としています。特に、IT環境の激変によりファイルサーバーのみならずシステムサーバーへの適用が求められるようになり、多くの企業からは「システムサーバーでも利用可能か?」というお問い合わせも寄せられていました。
サーバー監査の重要性
昨今では内部不正防止やフォレンジックに関するニーズも高まり、企業はこのような監査を通じてリスク低減を図る必要があります。「MylogStar 4 ServerAudit」を用いることで、OSの標準では網羅しきれない細かなログを取得し、稼働状況を可視化することができるのです。この機能により、特定のトラブルや不正行為の早期発見が期待できます。
ワンストップなログ管理
「MylogStarシリーズ」は、企業の様々な環境に対応可能なラインナップが揃っており、スタンドアロンPCから大規模ネットワークまでカバーします。ログオン/オフやファイル操作、印刷など、すべての操作ログを細かく記録します。これにより、他のログツールでは記録できない部分まで正確にデータを収集できます。
さらに、問題が発生した場合には、そのトレース機能を用いて遡り調査が行えるため、特定のファイルの更新履歴や、USBメモリに取り出されたファイルの追跡もスムーズに行えます。また、シンクライアント環境にも対応しているため、複数の環境で一元的なログ管理が可能です。
今後の展望
ラネクシーは、今後も「MylogStar」の機能強化や新機能の追加に力を入れていく方針です。企業のリスクを管理し、業務の効率化を進めることで、企業価値の向上に貢献していくことを目指しています。
製品に関する詳細は、公式ウェブサイト
MylogStar製品サイトをご覧ください。さらに、ラネクシーは情報化社会の中での情報セキュリティ対策に貢献し続けます。