金沢工業大学で春期集中講義!社会人向け情報技術教育開講
金沢工業大学では、社会人が新たに学び直すことができる「KITリカレント教育プログラム」の情報を、ホームページにて公開しました。2025年12月22日(月)より募集を開始し、春期集中講義が行われる2月から3月の期間中、AIやIoTを中心とする「情報技術教育プログラム」を提供します。
社会人と学生が協働で学ぶ環境
「KITリカレント教育プログラム」は、企業に勤務する社会人が学生や教員と共に学び合うことを重視しています。このプログラムでは、専門的な知識だけでなく、社会人としてのネットワーク形成や、獲得した知識を基にした共同研究や開発を通じて、企業の成長をサポートします。授業形式は対面で大学の教室で行うものと、自宅や職場から参加できるオンライン形式の二通りが用意されています。
募集期間と必要書類
募集は2025年12月22日(月)から2026年1月14日(水)まで行われます。申込には「最終学歴の卒業証明書(原本)」が必要となるので、注意が必要です。詳しい情報は金沢工業大学のウェブサイトをご覧ください。
学部新設と情報技術教育の強化
金沢工業大学では、令和7年4月に「情報デザイン学部」「メディア情報学部」と「情報理工学部」を新設し、文系・理系の学生が共に学ぶ環境を整えました。全学部においてAIやデータサイエンスなどの情報技術教育が充実し、「情報に強い社会実装型の総合大学」として新たな一歩を踏み出しています。
専門性が高まる情報技術教育プログラム
「情報技術教育プログラム」は、Society 5.0時代に欠かせない、AIやIoTなど先進情報技術を基にした学びを提供します。製造業、金融業、サービス業、農業など幅広い業界の業務革新を促進するためには、これらの知識をしっかりと身につけることが求められています。
プログラムに参加することで、社会人は学生や教員と共にAI・IoT・ICTの基礎から応用までの体系的な知識を習得し、企業のDX推進や新規事業の創出に貢献できると言われています。また、金沢工業大学の研究環境を活かした共同研究へも展開が期待されています。
コースと科目の概要
本プログラムは、3つのコースに分かれ、それぞれ合計13科目が用意されています。以下にその概要を示します:
【AIとビッグデータ】コース
- - AIプログラミング入門
- - AI応用Ⅰ(深層学習)
- - AI応用Ⅱ(自然言語処理)
- - ビジネスデータサイエンス
- - データサイエンス応用
【IoTとロボティクス】コース
- - IoT基礎
- - IoTプロトタイピング
- - IoTプログラミング入門
- - ドローンプログラミング
- - ロボティクス基礎
- - IoT応用
【ICTと情報セキュリティ】コース
- - 情報ネットワーク基礎
- - ネットワークセキュリティ
履修に関しては、単一科目として最大2科目まで受講可能で、履修証明プログラムを選択することもできます。証明書の発行にはコース内の科目で6単位を取得する必要があります。
受講料と期間について
受講料は、単一科目が1単位あたり24,000円、履修証明プログラムは144,000円となっています。申込時には、10,000円の検定料が必要です。
受講期間は2026年2月18日(水)から3月11日(水)の間に実施されますが、授業によって開講日は異なるため注意が必要です。
受講方法を選べる
対面の授業は金沢工業大学の教室で行われる一方、遠隔でも受講が可能なので、忙しいビジネスパーソンにとっても魅力的な選択肢となるでしょう。
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