登山道を守る人々を応援するトークイベントVol.3レポート
「登山道を守る人を応援する」プロジェクトを展開する
finetrackは、2024年6月15日(土)に直営店にて
登山道整備トークイベントVol.3を開催しました。イベントテーマは「地域の山岳資源を未来へ引き継ぐために」。
YAMAP、北杜山守隊、木島平村観光振興局、安達太良・吾妻 自然センターの4つの団体から、それぞれの活動内容と、登山道整備への熱い想いを語っていただきました。
登山の未来を担う、各団体の取り組み
イベントは5つのセッションで構成され、各団体がそれぞれの活動内容、課題、今後の展望について発表しました。
第1部では、YAMAPの小島慎太郎氏が登壇。「YAMAPがトレイル整備や森づくりを応援するワケ」と題し、YAMAPの登山地図GPSアプリや循環型コミュニティポイントDOMO、YAMAP 自然特化型ふるさと納税について解説しました。
第2部では、北杜山守隊の高橋知砂氏が登壇。「近自然工法の発想でつくる持続可能なトレイルの取り組み紹介」と題し、北杜山守隊の活動内容、登山道の現状と課題、今後の事業活動予定について語りました。
第3部では、木島平村観光振興局の沼野寛氏が登壇。「100年先もおもしろいトレイルのため、官民タッグで動き出した奥信濃の今と未来」と題し、奥信濃エリアの魅力、登山道保全の取り組み、今後の目標について紹介しました。
第4部では、安達太良・吾妻 自然センターの一瀬圭介氏が登壇。「東北で最も登山者が訪れる安達太良山が直面する2つの課題」と題し、安達太良・吾妻 自然センターの活動内容、登山道保全、トイレ問題、ボルケーノトレイルについて語りました。
第5部は、4名のパネリストによるトークセッション。「各団体の技術者の人材育成にどのように取り組んでいるか」「人の踏圧、雨の流れによる荒廃のメカニズムを知るには、雨の日に登るのか」など、参加者からの質問に答える形で、登山道整備に関する様々な課題が共有されました。
熱い想いが伝わる、トークセッション
各団体は、それぞれの地域で、登山道の保全、整備に尽力しています。イベントでは、それぞれの取り組みへの情熱が伝わってくる熱いトークセッションが展開され、参加者も熱心に耳を傾けていました。
未来への展望
イベントでは、登山道整備の現状、課題、そして未来への展望が共有されました。各団体が抱える課題は共通していますが、それぞれの地域の特徴を活かした独自の取り組みや、今後の展望が語られ、参加者は今後の活動に期待を寄せました。
finetrackは、今後も登山道整備の支援を続け、登山を楽しむ人々と、登山道を守る人々をつなぐ活動を行っていくとのことです。
イベント概要
開催日時:2024年6月15日(土) 13:00~16:30
開催場所:finetrack TOKYO BASE 2階特設会場
パネリスト:
小島慎太郎氏(株式会社YAMAP)
高橋知砂氏(北杜山守隊)
沼野寛氏(木島平村観光振興局)
一瀬圭介氏(安達太良・吾妻 自然センター)
関連情報
【2024/8/10(土)~11(日)】登山道整備体験イベント「奥信濃トレイル保全ワークショップ」@カヤの平高原
【2024/8/28(水)~29(木)】登山道整備体験イベント「奥信濃トレイル保全ワークショップ」@カヤの平高原
「登山道を守る人を応援する」プロジェクト
finetrack×YAMAP別注ドライレイヤー
finetrackと
YAMAPが共同で開発した、購入金額の5%を登山道整備の支援に充てるドライレイヤーベーシックTは、カラー、襟裏のロゴ、パッケージなどが通常モデルと異なる限定モデルです。
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finetrackについて
株式会社finetrackは、2004年1月に創業したアウトドアブランドです。「遊び手=創り手」というブランドポリシーのもと、素材開発からこだわるモノづくりを展開しています。
▽ブランドヒストリー▽
▽ブランドポリシー「遊び手が創り手」▽
▽SDGsの取り組み▽
登山道整備への関心が高まっている今、このイベントは、登山を楽しむ人々にとって貴重な情報源となりました。