御前崎港のバイオマス
2021-04-01 14:00:10
御前崎港に新たなバイオマス発電所が着工、地域貢献を目指す
御前崎港バイオマス発電所の建設工事が開始
静岡県御前崎市および牧之原市において、新たに御前崎港バイオマス発電所の建設工事が始まりました。このプロジェクトは、太陽光、風力、地熱と並ぶ再生可能エネルギーの一翼を担うバイオマス発電を基盤にし、地域のエネルギー自立を促進することを目指しています。具体的には、74.95 MWの発電能力を持つ木質専焼のバイオマス発電所です。
プロジェクトの概要
この新しい発電所の建設には、合同会社御前崎港バイオマスエナジーが主体となっており、中部電力株式会社、鈴与商事株式会社、そして三菱電機クレジット株式会社の三社が共同でススポンサーとして参加しています。運転開始は2023年7月を予定しており、このプロジェクトを通じて発電所の建設と事業運営が進められることで、地元御前崎市や牧之原市における雇用創出や経済活性化が期待されています。
年間発電量と売電単価
想定年間発電量は約53,000万kWhで、これは一般家庭約17万世帯の年間使用電力量に相当します。また、売電単価は一般木質バイオマスとして24円/kWhが見込まれています。
燃料の調達
燃料としては、木質ペレットやパーム椰子殻(PKS)を使用します。これらの再生可能な資源を活用することで、持続可能なエネルギー供給が実現されます。
地域との協創を重視
このプロジェクトは、単なる発電所の建設にとどまらず、地域住民との共生を重視しています。地域の皆様や関係者からの理解と協力を賜り、安全を最優先に工事を進めていく所存です。発電所の運営を通じて、地域にしっかりと根付いた環境づくりを行い、その成果を地域社会へ還元することが重要です。
まとめ
御前崎港バイオマス発電所の建設は、再生可能エネルギーの普及促進と地域活性化の双方を実現するための重要なステップです。持続可能な未来を見据えたこのプロジェクトが、地域の礎となるよう、関係各所とともに誠心誠意取り組んでまいります。
会社情報
- 会社名
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株式会社レノバ
- 住所
- 東京都中央区京橋2-2-1京橋エドグラン18F
- 電話番号
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