ポケトーク、欧州法人で初の営業黒字を達成
ポケトーク株式会社(本社:東京都中央区日本橋兜町)は、2026年1月から3月にかけて、同社の欧州子会社『POCKETALK B.V』が初めて四半期営業黒字を達成したことを発表しました。この成果は、同社がこれまで推進してきた販売体制の最適化やコスト構造の見直しが実を結んだ結果といえます。
営業黒字化の背景
営業黒字化を達成できた理由には、ディストリビューター網の整備によって販売効率が向上したことが挙げられます。加えて、人員体制の適正化やプロモーション費用の見直しによって、収益性の高い事業運営が可能となりました。これらの取り組みを通じて改善された収益構造が、安定的に機能したことが大きな要因です。
欧州における多言語対応の重要性
欧州各国では、様々な言語や文化を背景にした人の移動が活発化しています。そのため、医療機関や公共サービスにおいて多言語対応の重要性が高まっており、言葉の壁はサービスの質や安全性に直接影響を与える重要な課題として認識されています。
ポケトークは、AI通訳「ポケトーク」シリーズを通じて、誰もが母国語でコミュニケーションできる環境を実現するための取り組みを行っています。特に医療分野に関連する導入が進んでおり、現在では300以上の医療・福祉関連施設での利用が確認されています。この需要の高まりは、DTAC取得後の受注数が2.5倍以上に急増したことからも明らかです。
今後の展望
今後もPOCKETALK B.Vは、効率性と収益性を重視した運営を続けるとともに、成長が期待される医療分野を中心として、ニーズに応じた事業展開を行い安定した成長を目指します。ポケトーク株式会社は「言葉の壁をなくす」というミッションを掲げており、各国での多言語対応ニーズに応える形で事業を展開しています。
新製品の紹介
AI通訳機「ポケトークS2」
ポケトークの最新機種「ポケトーク S2」は2024年10月に販売開始され、91言語を音声やテキストに翻訳可能です。この機種はWi-Fiが無くても通信できる国や地域が増えたことに加え、バッテリーの持続時間も改善されています。このため、さまざまなシーンで利用ができます。
AI同時通訳「ポケトーク - Sentio」
「Sentio」は、41言語をリアルタイムで76言語に通訳できる同時通訳のサービスです。ウェブブラウザを通してスマートフォンやパソコンで使用できるため、オンライン会議だけでなく、対面でも活用可能です。
AI同時通訳機「ポケトークX」
「ポケトーク X」は、対面での自然な会話を実現するために開発された据え置き型のAI同時通訳機で、両面ディスプレイを搭載しています。これにより、互いの言葉を瞬時に翻訳表示でき、公共空間でも安心して利用できる設計になっています。
まとめ
ポケトークの欧州法人が初めて営業黒字を達成したことは、同社の着実な成長を示すものであり、今後の展開にも注目が集まります。多言語対応のニーズが増えていく中で、ポケトーク株式会社はその使命感を持って事業を続けていくでしょう。