ラクス、商談獲得を後押しする新機能を発表
株式会社ラクスが提供する「配配メールBridge」に、新たに商談獲得をサポートする「アポ調整機能」が追加されることが発表されました。この機能は、2025年2月にβ版として利用可能となり、既に「配配メールBridge」を契約している企業には追加の費用が発生しないとのことです。
アポ調整機能の背景と必要性
「配配メールBridge」は、企業の新規開拓から商談獲得を支援するツールですが、営業リソースが不足している企業では、メールへの反応があってもその後のフォローが不十分で、商談機会を逃すケースが多く見られました。そこで、ラクスはこの課題を解決するため、アポ調整機能を開発しました。
業務効率化と商談獲得数の最大化
アポ調整機能は、営業の日程調整に伴う煩雑さを大きく軽減します。例えば、前年に導入されたフォーム作成機能と組み合わせることで、問い合わせからアポ調整までの過程を自動化できるようになります。これにより、営業リソースが限られている企業でもスムーズに顧客と商談日程を調整することが可能になります。
特に、日程調整の際に従来どおりの方法(候補日のメールでのやり取り)ではなく、日程調整ツールを活用することで、顧客が感じる手間を大幅に減少させることができ、調査では約8割の人がツール利用を好むと答えました。その結果、ラクスのインサイドセールスが送信したメールに日程調整のリンクを挿入することで、アポ率が約2倍にアップしたというデータもあります。
自動化による時間の節約
アポ調整機能が導入されることで、従来の手作業による日程調整でかかる時間(1件あたり10分〜20分)が大幅に削減されます。また、空き日程の表示と同時にWeb会議のリンクを自動的に送信することで、営業活動が効率化され、営業担当者は本来の業務にもっと集中できるようになるでしょう。
展示会での活用
展示会などで新規見込み客との接触後、その場でアポイントを調整できることで、商談の温度感を保つことが期待できます。従来通りの方法では、商談が後回しとなってしまい、顧客の関心が薄れてしまう可能性がありますが、アポ調整機能を活用することで、見込み客との繋がりを維持することができるのです。
今後の展望
アポ調整機能は2025年2月にリリースされ、その後もアップデートを予定しています。チーム単位でのアポ調整が可能になる機能も2025年中旬に登場する見込みです。これにより、複数の営業担当者が効率的に日程調整を行えるようになります。
まとめ
ラクスの「配配メールBridge」は、今後もさらなるアップデートを重ね、ユーザーにとって利便性の高い商談獲得ツールを目指していくでしょう。新しいアポ調整機能が営業現場にどのような変化をもたらすのか、期待が高まります。