大阪府とEMIELD株式会社が「自然共生」をテーマに官民連携新モデル始動

大阪府とEMIELD株式会社が官民連携モデルを構築

2025年12月5日、大阪府とEMIELD株式会社が新たな連携協定を締結します。この協定は、ネイチャーポジティブ経営を広めることを目的としており、環境への配慮が高まる現代において、新たな官民連携の形を示しています。

自然共生の背景

国際的には「30by30」などの目標が進行中であり、各企業はその活動が自然に与えるインパクトを見極めていく必要があります。EMIELD株式会社は「自然共生」という理念の下、様々なプロジェクトを通じて地域と自然との調和を推進しています。この協定は、環境省の方針とも合致し、大阪府内における生物多様性保全の取り組みを力強く支援するものです。

協定の内容と活動

協定のもとで、以下の活動が予定されています。
1. セミナー・ワークショップの開催
ネイチャーポジティブ経営や生物多様性保全に関する最新情報や実例を共有し、参加者の学びを促進します。

2. 生物多様性保全活動のマッチング
企業とNPO、自治体の新たな協力関係を築くための情報発信を行います。

3. 共生の森での保全活動
堺第7－3区に位置する共生の森での植樹や育林を通じて、企業、市民、行政が協力し、地域の自然環境を育てていきます。

連携協定締結式の詳細

締結式は2025年12月5日（金）に大阪府咲洲庁舎で行われ、その内容は以下の通りです。

- 日時: 午前11時00分～11時45分（予定）
- 場所: 大阪市住之江区南港北1-14-16
- 出席者: 大阪府環境農林水産部の部長を含む多くの関係者が参加予定。

締結式では、出席者の紹介や協定の趣旨説明、さらには協定書披露も行われ、お互いの認識を深めます。

EMIELD株式会社とは

EMIELD株式会社は、大阪市北区に本社を置き、企業のサステナビリティ経営支援を主要業務としています。地域共生やウェルビーイングに関するプロジェクトを展開し、教育支援にも積極的に取り組んでいます。
詳細な情報は公式ウェブサイトから確認できます。

StartupSide Osakaの役割

StartupSideは起業家を支援するプラットフォームを提供しており、大阪・梅田に位置するStartupSide Osakaでは、インキュベーションオフィスやコワーキングスペースを通じてスタートアップの成長を支援しています。
この連携協定は、起業家や企業が自然と調和した経営を行うための新たな一歩として位置付けられます。