幻の高級魚登場
2025-10-16 17:49:43

岡山理科大学が提供した幻の高級魚「おかやま理大タマカイ」の美味を堪能するイベント

岡山理科大学が魅せた「おかやま理大タマカイ」の美味しさ



2025年10月10日と11日、大阪・関西万博の期間中に、客船「飛鳥Ⅱ」で特別なイベントが開催されました。このイベントは「EARTH MART FORUM」と題され、テーマ事業プロデューサー小山薫堂氏が手がける食を通じて“いのち”を考える体験が提供されました。特に注目を浴びたのが、岡山理科大学が陸上養殖した「おかやま理大タマカイ」です。

「おかやま理大タマカイ」とは、岡山理科大学の生物生産教育研究センターで育成された魚で、その特徴は何と言っても“幻の高級魚”と呼ばれる由縁です。脂肪に甘みがあり、しっかりとした歯ごたえをもつこの魚は、多くの人々に愛されてきました。このイベントでは、ランチビュッフェとして、このタマカイが料理に使用され、参加者の舌を楽しませました。

料理の中で特に印象的だったのが、タマカイを用いたイタリア料理「アクアパッツァ」です。この料理はオリーブやトマトを使用し、白身魚の旨味を引き立てた逸品で、参加者から高評価を得ていました。岡山理科大学の学生たちの努力の賜物として、タマカイは昨年の11月、わずか5グラムの時点から、11か月で平均1,500グラムにまで成長したとのこと。

陸上養殖の現場では、岡山理科大学の山本俊政准教授が、「我々の自信作をファイナンス界の有力な皆様方に味わっていただけることは光栄な経験です。我々の研究力をしっかりとアピールできたと確信しています」と述べています。これは大学と地域の連携の結果として実現したものであり、食の循環を未来に繋げるために各地の特産品を集めて特色ある料理を提供する「TSUBASAアライアンス」の取り組みも重要な役割を果たしています。

イベントの模様は賑やかで、色とりどりの食材が目を引く中、様々な地方から集められた新鮮な食材が参加者の食欲をかき立てていました。参加者は、岡山理科大学が誇るタマカイを存分に堪能し、また他の逸品と共に楽しむことができました。このイベントを通じて、地元岡山の特産が多くの人に広く知られ、食の未来に対しても明るい光が差し込んだのではないでしょうか。

最後に、この「EARTH MART FORUM」は、ただの食事提供にとどまらず、地域の食文化や環境問題についての議論の場としても機能しました。金融界や食品業界の多くの専門家たちが集い、お互いに新たな発見とインスピレーションを得る機会となりました。今後も、岡山理科大学の研究と地域の食文化が連携し、さらなる展開を見せることが期待されます。

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