ロッテとCCNCが進める脱炭素プロジェクト
株式会社ロッテ(本社:東京都新宿区)は、脱炭素社会を目指して「チャレンジ・カーボンニュートラル・コンソーシアム(CCNC)」というグループに2024年から参加します。これにより、皆でCO2削減に取り組む「みんなで減CO2(ゲンコツ)プロジェクト2025」を始動します。このプロジェクトでは、脱炭素の観点から、教育啓発活動と販促購買を統合して行い、生活者の意識と行動に変化をもたらそうとしています。
プロジェクトの概要
本プロジェクトは、株式会社日本総合研究所が主催し、大阪府、兵庫県、奈良県、京都府、横浜市と協力しています。対象となるのは、全国の約53万人の4~6年生児童とその保護者です。教育啓発と販促購買を通じて、彼らの脱炭素行動変容を促進します。
注目の施策のひとつは、「エコラベルハンター2025」という学習キットを使用した自由研究コンテストです。児童たちは家庭や店舗でエコラベルやカーボンフットプリント(CFP)を探し、環境配慮商品について楽しく学ぶ機会を得られます。特設ウェブサイトも設けられ、児童が見つけたエコラベルやCFPを記録して可視化できる仕組みも搭載されています。このサイトでは、エコラベルやCFPを最も見つけた児童を自治体別に表彰するコンテストも実施されています。
公式サイトには、児童たちの成果を可視化するページも用意され、家庭内での会話を促進し、環境への意識を高める役割を果たします。さらに、CCNC参加企業と連携したキャンペーンも展開され、日常生活の中でエコラベルやCFPについて学んだことを実践できる場を提供します。
ロッテの具体的な貢献
ロッテは「スマイルエコラベル」を通じて環境活動を推進しています。特に「コアラのマーチ」といった製品にスマイルエコラベルを取り入れ、環境配慮の重要性を広めることに寄与しています。このプロジェクトに参画することで、生活者がエコラベルについて理解し、脱炭素対応商品を選ぶ力を育むことが目指されています。
また、「スマイルエコラベル」は製品パッケージに表示され、消費者が容易に環境配慮の取り組みを理解できるように設計されています。ロッテは、消費者が自律的に脱炭素対応商品を選択できる市場構築を目指し、透明性のある環境配慮のコミュニケーションを行います。
このように、ロッテはCCNCの活動を通じて、脱炭素社会の実現に向けて、企業と生活者が共に歩む道を切り拓いていきます。環境意識を醸成し、持続可能な社会に寄与するための大きな一歩となることでしょう。
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