株式会社AnthrotがEast Venturesから2500万円を調達しFortniteゲーム開発へ注力

株式会社Anthrot、資金調達を実施

東京都品川区に本社を置く株式会社Anthrotが、East Venturesを引受先とした第三者割当増資によって2,500万円の資金調達を行いました。この資金は、AnthrotのFortniteを利用したゲーム開発に充てられる予定です。

Anthrot Entertainmentとは

Anthrot Entertainmentは、独自の建築バトル体験を提供するFortnite専門のゲームスタジオです。現在のゲーム開発の焦点は、人気が高く持続的な需要が見込まれる“建築×銃撃”ジャンルに特化しており、高品質で大規模なゲームタイトルの制作を目指しています。ゲームの発展においてUC市場の中核を担うFortniteに注目し、そのインフラを最大限活かすことを目指しています。

Fortniteプラットフォームは、世界中に500万人以上のユーザーを抱え、デイリーアクティブユーザーは1,400万人を超えるとされており、Anthrotはこの成長を更に加速させることを目的としているのです。

売込み戦略とパートナーシップ

Anthrotは、資金調達により海外の高度な開発人材の採用を強化する一方で、YouTubeライブなどのプロモーション活動を進めていくことに意欲を見せています。また、ゲーム内広告を通じたパートナー企業との連携も計画しており、さらに強力なブランドの発信が可能になるでしょう。

代表者である尾形輝良氏は、「FortniteはプレイヤーがブランドやIPと体験を結びつけるための優れたメディアである」とコメントし、その魅力を損なうことなくゲーム体験を追求する姿勢を強調しました。

Anthrotの哲学

Anthrotは「人類にゲームは必要ない」という哲学の下、ゲームを現実逃避の手段としてではなく、むしろ現実の価値を直視するための通過点と捉えています。現実の美しさを認識してもらうためには、一度はゲームといった非現実的な体験を経る必要があるとするところに独自の視点があります。この思考から、Anthrotはゲームを利用して、プレイヤーに長時間の没入体験を提供することを目指しています。

ゲーム広告のパートナー募集

さらに、最新作『FINISHERS：RELOAD』のリリースに伴い、Anthrotはゲーム内での体験型広告を共創したいパートナー企業も広く募集しています。キャラクターとブランド間のコラボレーションや、フィード広告を通じて多くのFortniteプレイヤーにアプローチする機会を提供することで、テレビ広告に匹敵するような影響力を持つ広告を提供可能です。

Anthrotは、今後のゲーム市場において斬新でユニークなコンテンツを創出し続けることで、ユーザーの期待に応えようとしています。