大阪・関西万博の新たな試み、TOPPANのバーチャルパビリオン物語

大阪・関西万博におけるTOPPANホールディングスの新しい試み

大阪・関西万博が2025年に開催される中、TOPPANホールディングスによる先進的なバーチャルパビリオンが注目を集めています。「いのちめぐる冒険」と「Better Co-Being」の二つのテーマパビリオンは、来場者に新たな体験を提供することを目的としています。

バーチャルパビリオンの概要

TOPPANホールディングスは、大阪・関西万博の「シグネチャーパビリオン」に協賛し、バーチャル体験として「EXPO 2025バーチャル万博～空飛ぶ夢洲～」内にこれらのパビリオンを設置しました。これにより、来場者はスマホやタブレット、PCやVRゴーグルを通じて自由にアクセスできるようになります。

「いのちめぐる冒険」バーチャルパビリオン

河森正治プロデューサーのもとで構築されたこのパビリオンでは、来場者がさまざまな命やその繋がりを直感的に体験することができます。特に注目すべきは、河森氏がデザインした「いのち球」。現実のパビリオンでは高さ3.5メートルの壮大なモニュメントですが、バーチャル空間ではそのスケールがなんと70メートル！来訪者は様々な生き物に変身し、巨体の「いのち球」を探索することができます。

最後には、頂上から内側にダイビングし、誰も見たことのない内側の世界を体験することができます。これほどまでの体験がバーチャルで possible になるのは、まさにこの時代の新たな可能性です。

「Better Co-Being」バーチャルパビリオン

一方、「Better Co-Being」では、Web3技術を利用して来場者の新しい思い出の残し方を提案しています。専用サイトで自分の写真をアップロードし、スタンプやテキストを加えた「Journal」として自分自身の記録を作成。作成した「Journal」はバーチャル空間で展示することも可能です。これにSBT（Soul Bound Token）を付与することで、自分だけのオリジナルデータとして記憶として残すことができます。

このパビリオン内には、「Gate」「Galaxy」「Gallery」と呼ばれるエリアが設置され、多様ないのちの響き合いを具現化した空間が形成されています。来場者が共鳴する体験を提供することで、より豊かな思い出を作り出しています。

TOPPANホールディングスの役割

TOPPANホールディングスは、「ゴールドパートナー」として「いのちめぐる冒険」パビリオンに協賛し、ここに展示される4メートル超の巨大LEDビジョンにも参加しています。また、宮田裕章プロデューサーの「Better Co-Being」パビリオンにも貢献しています。これらのパビリオンは、大阪・関西万博のテーマ「いのち輝く未来社会のデザイン」に基づいて設計されています。