プレトリア大学が送った児童書の寄贈
特定非営利活動法人 SAPESI-Japanは、2025年10月30日、南アフリカ共和国の名門大学であるプレトリア大学からの寄贈を受けたことを発表しました。この寄贈された図書は、南アフリカを訪問した際に活用される「移動図書館車プロジェクト」の一環として使用される予定です。このプロジェクトは、図書が不足している南アフリカの子どもたちに、楽しさや学びを提供することを目的としています。
寄贈の中心となったのは、プレトリア大学教育学部に在籍するリゼル・ゴードン氏です。彼女は、学生団体「The Inkligs Society」の代表でもあり、2024年から英語の図書を集め、SAPESIに寄贈する活動を継続して行っています。
ゴードン氏は、「SAPESIの取り組みは南アフリカにとって必要なもので、私たちが集めた図書がその一助となることを嬉しく思う」とコメント。
寄贈された図書は、南アフリカの各教育省により運営される公立小学校で、子どもたちが自由に借りられるようにされる予定です。特に、「移動図書館車プロジェクト」は、図書館のアクセスが困難な地域に住む子どもたちへ、知識の宝庫を届ける重要な役割を果たします。
移動図書館車プロジェクトの概要
このプロジェクトでは、中古の図書館車を日本から南アフリカに送付し、各州の教育省に寄贈します。教育省は、それぞれの地域で司書や運転手を配置し、運行に必要な予算も担保。これにより、学校訪問を通じて子どもたちへ図書を届け、識字力や読解力を養うことを目指しています。
SAPESI-Japanについて
特定非営利活動法人 SAPESI-Japanは、2008年に南アフリカ初等教育支援のために設立されました。それ以前の2006年に南アフリカで設立されたSAPESIの日本側姉妹団体です。彼らの主な活動は、日本から南アフリカへの移動図書館車の送付であり、現地での教育支援活動を着実に続けています。
まとめ
今回の寄贈は、単なる書籍の提供にとどまらず、南アフリカの未来を担う子どもたちへの希望や可能性を広げる成果をもたらします。SAPESI-Japanでは、寄贈された一冊一冊に込められた思いを大切にし、多くの子どもたちに学びの機会を提供していくことに力を入れています。こうした国際的な連携は、教育の大切さを再確認させると共に、未来への道を切り開く重要なステップとなるでしょう。