キャディ株式会社が監査役会を新設し、経営体制を強化
近年の急速なデジタル化の波に乗り、製造業の持つポテンシャルを最大限に引き出すことを使命に掲げるキャディ株式会社(本社:東京都台東区、代表取締役:加藤勇志郎)が、経営体制を刷新し、新たに監査役会を設立したことを発表しました。この新設された監査役会は、企業のコーポレートガバナンスを一層強化し、同社の成長戦略に寄与する重要な役割を果たすことが期待されています。
監査役会の構成とメンバー
今回設立された監査役会は、経験豊富な専門家たちで構成されています。非常勤監査役として大澤玄氏、常勤監査役に坂本里実氏、そして福島史之氏が非常勤監査役として参加。また、彼らはそれぞれ生成業界や法律、会計分野での豊富な経験を持つエキスパートであり、その見識が企業の内部統制や透明性の確保に貢献することが期待されています。
大澤 玄氏(非常勤監査役)
大澤氏は2005年に弁護士としてのキャリアをスタートさせ、その後伊藤忠商事やルネサスエレクトロニクスなどで企業法務を手掛けてきました。特に、多様な業務経験を通じて得た専門知識をもって、キャディが未来の製造業を切り拓く手助けができると期待されています。
坂本 里実氏(常勤監査役)
慶應義塾大学を卒業後、数多くのIT系企業で財務や経理業務を経験してきた坂本氏は、透明性の高い経営体制を構築するための専門知識を駆使し、キャディの成長に貢献します。彼女は公正で客観的な視点に基づいた監査を通じて、内部統制システムの強化にも寄与するでしょう。
福島 史之氏(非常勤監査役)
福島氏は会計分野での専門性を発揮しており、特にIPO支援や監査体制の構築に関与することで多くの企業の成長を支えてきました。彼は今後も製造業のポテンシャルを引き出すための取り組みをサポートすると語っています。
新たな挑戦への決意
キャディ株式会社は「モノづくり産業のポテンシャルを解放する」というビジョンを持ち、それに向けたさまざまな活動を展開しています。今回の監査役会の設立によって、企業のガバナンスがより強化され、製造業のデジタル変革が加速することが期待されています。彼らは、自己の専門性を最大限に活かすことで、キャディの持続的な成長と企業価値の向上を目指す所存です。
今後の展望
キャディは、製造業向けのAIデータプラットフォームやデジタルツールの開発を進めており、2022年にはAI機能を搭載した図面データの活用プラットフォーム「CADDi Drawer」をリリースするなど、革新を続けています。今後も、AI見積クラウド「CADDi Quote」を始め、様々なアプリケーションを展開し、製造業の変革を推進していく計画です。
このように、キャディ株式会社の監査役会設立は、経営体制のさらなる強化につながり、未来の製造業に必要な変革を実現するための重要な一歩となります。これからのキャディの動向に、ぜひ注目していきたいところです。