学習院大学から生まれた新しいバイオベンチャー、株式会社マイトジェニックが、注目のミトコンドリア活性化成分「マイトルビン」を配合したサプリメントの製品化に成功しました。このサプリメントは、来春からの一般販売が予定されており、多くの健康志向の人々に期待されています。
株式会社マイトジェニックが設立されたのは2023年4月ですが、彼らの研究の根底には、健康寿命を延ばすためのミトコンドリアの活性化という志があります。「マイトルビン」は、その名の通り、ミトコンドリアが持つポテンシャルを引き出すための新成分として開発されました。この成分は、学習院大学と日本女子大学との共同研究に基づいており、近年、健康や美容の分野で大きな関心を集めています。
マイトルビン配合サプリメントには、ミトコンドリアを活性化させるために設計された独自の処方が施されています。主成分の「マイトルビン」に加え、レスベラトロールやNMN、L-カルニチンなど、ミトコンドリアの機能をサポートする複数の成分が組み合わされています。このような成分の組み合わせにより、より効果的な健康サポートが期待できるとされています。
さらに、マイトジェニックでは、ミトコンドリアに関連する健康意識の向上を図る活動も行っています。その一環として、東京都豊島区にある老舗銭湯「妙法湯」とのコラボレーションが実施されます。このコラボレーションでは、マイトルビンをテーマにした入浴剤を使用した「マイトルビンコラボ湯」が実施され、リラックス効果が期待できるジャスミンの香りとともに、身体の中から健康を育む新たな体験を提供します。
このコラボは、入浴という日常的な行動を通じて、ミトコンドリアの重要性についての啓発も兼ねています。新たなセルフケアの仕方を提案することで、現代のライフスタイルに合った健康維持の方法として広がることが期待されます。
また、12月には妙法湯で実施されるこの入浴イベントでは、参加者がマイトルビンを実際に体感できる機会となり、ミトコンドリアに対する理解を深める良い場となることでしょう。
今後、マイトジェニックは、研究成果を応用した新商品の開発や、銭湯とのコラボレーションを通じた新たな健康文化の創出を目指しています。特に、ミトコンドリアをテーマにしたトークイベントや、新しいサプリメントの開発も進行中です。これらの活動を通じて、彼らは地域社会に健康意識を広め、地域の人々と共に成長していくことを目指しています。
マイトジェニックの代表、谷若慶人氏は、「私たちの研究と製品が多くの方に役立つことを願っています。銭湯とのコラボを通じて、地域の方々にも健康意識を広めていきたい。」と語ります。今年の春から始まる新たなサプリメントの流通とともに、銭湯を通じた健康促進イベントがどのように展開されるのか、今後の動きに注目です。