VERACODE新サービス
2014-10-17 13:17:11
テクマトリックス、VERACODE社との契約で新たなセキュリティサービスを提供開始
テクマトリックスが提供するVERACODE社のバイナリ静的解析サービス
テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長:由利 孝)は、この度VERACODE, Inc.(以下、VERACODE社)と販売代理店契約を交わし、2014年9月29日からクラウド基盤を活用したアプリケーションセキュリティの新サービスの取り扱いを始めました。このサービスは、さまざまなアプリケーションに潜む脆弱性を迅速に検出し、ビジネスの安全性を向上させることを目的としています。
脆弱性への対応が求められる時代
近年、ウェブアプリケーションの活用が広がる中で、ビジネスの現場ではスマートフォンやタブレット端末を通じても多くのサービスが提供されています。その影響で、内在する脆弱性を逆手に取った攻撃も増加しており、企業にとって安定したサービスの提供は大きな課題です。従来、ソースコードの診断を委託することは高額かつ時間がかかり、さらに、自社で診断する場合には、高度なセキュリティの専門知識が要求されるため、多くの開発者にとって負担となっていました。
VERACODEサービスの特長
テクマトリックスが新たに取り扱うVERACODE社のクラウド型アプリケーションセキュリティ静的解析サービスの特性は、以下の通りです。
1. バイナリコードからの静的解析
アプリケーションのバイナリコードをアップロードすることで、コントロールフローやデータフローを分析し、脆弱性を高精度で検出します。さらに、サードパーティのライブラリやコンパイラ由来の問題、悪意あるコードなどの深刻な脆弱性も発見することができます。これにより、ソースコードを公開することなく、セキュリティ診断を行えるメリットがあります。
2. 即時のクラウド型セキュリティ診断
ハードウェアやソフトウェアの導入コストなしで、クラウドサービスとして即座にセキュリティ診断を実施可能。このサービスはEclipseやVisual Studio等の開発環境へも容易に統合できます。
3. 改修支援の充実
テクマトリックスのアナリストがVERACODEの解析結果に基づいて、アプリケーション特有の問題についての改修支援をリアルタイムで行います。これにより、リスクの評価やフォルスポジティブの精査についても具体的な助言を受けることが可能になり、安心して開発作業を進めることができます。
さらなる安心を提供
本サービスは年額165万円から提供され、テクマトリックスは今後3年間で10億円の売上を目指して、サービスの販売と導入支援を行っていく方針です。また、今後さらにセミナーの開催を予定しており、これを通じて多くの企業にVERACODE社のセキュリティサービスの魅力を伝えるつもりです。
VERACODE社について
VERACODE社は2006年に設立され、アプリケーションセキュリティテストの分野でリーダーシップを誇る企業です。特に、バイナリ静的解析技術は独自の特許を持ち、ソースコードなしでも多様なセキュリティリスクを検出できます。これにより、大手の金融機関や製造業などの顧客にサービスを提供し続けています。
テクマトリックスとVERACODE社の提携は、日本市場において新たなセキュリティの選択肢を提供し、企業のセキュリティ対策を一層強固なものにすることが期待されています。詳しい情報はテクマトリックスの公式サイトをご覧ください。
会社情報
- 会社名
-
テクマトリックス株式会社
- 住所
- 東京都港区港南1丁目2番70号品川シーズンテラス24階
- 電話番号
-
03-4405-7800