Ruby biz Grand Prix 2025 表彰式の模様
2025年11月6日(木)、島根県のくにびきメッセにて、『Ruby biz Grand prix 2025』の表彰式が開催されました。このイベントは、プログラム言語「Ruby」を活用して新しい価値を創造するサービスや商品が対象で、今年で第11回目の実施です。
特徴と受賞企業の発表
イベントでは、今回も多くの企業がエントリーし、全17の事例から厳選された受賞プロジェクトが紹介されました。その中から、特に優れたパフォーマンスを発揮した企業として、STORES株式会社の「STORES」とRIZAP株式会社の「chocoZAP(チョコザップ)」が大賞に輝きました。特別賞には株式会社オプティムの「OPTiM Biz」、株式会社スマートバンクの「ワンバンク」、株式会社フーディソンの「魚ポチ」が選ばれ、さらにAIxRuby賞には株式会社IVRyの「アイブリー」と株式会社ネクスウェイの「トッツゴー」が受賞しました。
受賞企業の紹介
受賞した各企業のサービスは、ビジネスの効率化を図るものであり、社会貢献性も兼ね備えています。
中小事業者向けの店舗運営を支援する多様なプロダクトを提供。顧客データを基盤にした事業支援が特徴で、持続的な収益成長を目指しています。
健康を意識した通いやすいジムで、月々の料金が手ごろなのが特徴。AIを活用し、ユーザーに最適な健康アドバイスを提供します。
法人向けに端末管理を一元化するサービス。セキュリティの強化や業務用アプリの配信を容易にし、業務効率を向上させます。
AI駆使した次世代型の家計簿アプリ。ユーザーの支出を学習し、自然な形でお金の管理をサポートします。
生鮮食品のECマーケットを提供し、全国から新鮮な水産品を注文できるサービスです。独自の物流システムを有しており、効率的な配達を実現します。
企業向けの対話型音声AIを提供し、業務の効率化に貢献しています。全国の多様な業種で利用される実績があります。
請求書管理をクラウドで効率化し、特に製造業に焦点を当てたサービスです。AIを活用したデータ化が特徴です。
表彰式のハイライト
表彰式では、各企業によるプレゼンテーションが行われ、それぞれのサービスの魅力が披露されました。最終段階では、審査委員長であるまつもとゆきひろ氏が受賞者に表彰状やトロフィーを授与しました。また、氏による審査委員長挨拶では、Ruby開発者としての想いを語り、受賞企業の発展にも期待を寄せました。
Rubyの価値を広めるこのイベントは、参加者にとっても特別な意味を持ち、来年度以降のさらなる発展が期待されます。
終わりに
今年の『Ruby biz Grand prix 2025』の成功を受けて、多くの企業がRubyを取り入れたサービス開発に挑戦することになるでしょう。次回の開催も期待される中、RubyがIT業界に与える影響力を今後も見守っていきたいと思います。