戸田建設が挑む新たな価値創造
戸田建設株式会社は、一般社団法人ASIBAが主催するインキュベーションプログラムに再度コーポレートパートナーとして参画することを発表した。この取り組みは、建築と都市領域における学生の才能を社会に届けることを目的としており、学生の視点やアイデアを実戦的に育てる環境を提供する。
参画の背景と目的
戸田建設は、中期経営計画2024ローリングプランとして「価値のゲートキーパー」として協創社会の実現を目指している。この取り組みは、経営戦略の一環であり、スタートアップ企業や様々な利害関係者と協力し、新しい価値の創造に取り組むというものだ。このようなビジョンのもと、ASIBAのプログラムに参加することとなった。
ASIBAのインキュベーションプログラムは、建築を学ぶ学生に対し短期実践型の体験を提供し、彼らの提案を社会に実装する力を育成することを目指している。戸田建設はこのプログラムに参加することで、アントレプレナー人材の育成を支援し、建築・都市領域の革新的な変革を促進する。
ASIBAの取り組み
一般社団法人ASIBAは、学生向けのインキュベーションプログラムやワークショップを展開している。彼らは、次世代の社会を描くためのリサーチやプロトタイピングを行い、建築・都市領域の可能性を広げる取り組みを進めている。ASIBAは、参加者が自分たちの提案を社会に実装できる環境を整えることに注力し、若者たちの活動をサポートしている。
今後開講されるASIBAインキュベーションプログラムは、4ヶ月間の実践型プロジェクトを伴走するというもので、多様なパートナーと協力しながら学生のアイデアを実現に繋げることを狙っている。定期的に行われるメンタリングやレクチャーによって、参加者同士のつながりや実践の場も得られるという利点がある。
未来の声
2025年4月には、次期インキュベーションが開講される予定で、クリエイティビティを実践することを志す若者が集まることが期待されている。彼らの新しい視点から生み出される案が、建築や都市の未来をどのように変えていくのか、非常に楽しみである。
新しい価値やアイデアが実現される瞬間を待ち望みながら、戸田建設とASIBAの取り組みを見守りたい。