ドワンゴとSOZO、アジアのクリエイターをつなぐ新プログラム
株式会社ドワンゴとSOZO Pte Ltdが、国際的なクリエイター連携プログラム「Asia Creators Cross」を始動しました。日本とアジアのクリエイターが相互に活躍できる機会を創出することがこのプログラムの主な目的です。その一環として、2024年11月29日から12月1日までシンガポールで開催される「アニメ・フェスティバル・アジア」に参加するクリエイターたちが登場します。
アジアのクリエイターを支える「Asia Creators Cross」
「Asia Creators Cross」は「ニコニコ超会議」における「クリエイタークロス」を国際化した形です。これにより、日本のクリエイターは海外での存在感を高め、海外のクリエイターも日本で活動する道を見つけられるように支援します。このプログラムを通じて、クリエイターたちは新たなファンや仲間、クライアントとの出会いを追求し、コミュニティの構築やリソースの共有を加速させる狙いがあります。
プログラム開始の重要な一歩
「Asia Creators Cross」の初回イベントとして、「アニメ・フェスティバル・アジア」に参加するのは、ボカロPの鬱P、Peg、そしてイラストレーターのtamimoonと慧子の4組です。これらのクリエイターは、ステージ出演と作品の展示を通じて、東南アジアでの認知度を向上させることを目指しています。
シンガポールでのクリエイターたち
具体的には、ボカロPの鬱PやPegは独自の音楽スタイルを持っており、特に鬱Pは過激な調声とキャッチーなメロディが特徴です。tamimoonは女性のファッションをテーマにしたイラストを描き、慧子は細部にまでこだわったイラストをSNSで発信しています。
ドワンゴとSOZOの戦略
ドワンゴは「好きなことを思いっきり好きと言える居場所をつくる」というビジョンのもと、クリエイターやファンの交流を促進しています。この新しい連携によって、クリエイターの活動の場が世界中に広がり、さまざまなジャンルのクリエイターたちが国際的に活躍する機会が提供されることが期待されています。
コメント
この取り組みについて、ドワンゴの横澤大輔取締役は「日本のクリエイターが世界で活躍できる機会を増やすことができる」とし、SOZOのショーン・チン代表は「クリエイターがグローバルに展開できる枠組みを構築する計画です」と語っています。彼らは、このプロジェクトがアジアだけでなく、広く世界のクリエイターを支援するものとなるよう尽力していくつもりです。
次世代のクリエイターへの扉
「Asia Creators Cross」は、今後も両者の連携を深め、アジア圏のクリエイターが国際舞台で活躍できる環境を整えていくでしょう。そして、これを皮切りにさらなる展開が期待されます。