株式会社ユナイテッドアローズ、メールディーラーの導入で顧客対応を向上

株式会社ユナイテッドアローズが「メールディーラー」を導入

株式会社ユナイテッドアローズ（以下、UA）は、顧客対応の効率化を目指し、株式会社ラクスが提供するメール共有・管理システム「メールディーラー」を2025年5月より運用開始します。この新システムの導入により、UAは迅速かつ的確な顧客サービスの提供を実現する方針です。

電話対応の限界に挑む

UAでは、昔から商品の取り置きや在庫確認などの問い合わせを電話で受け付けていました。しかし、多忙な店舗では顧客をお待たせすることがあり、対応スタッフが日替わりで変わるため情報の共有も課題となっていました。このような課題は、顧客満足度の低下やスタッフの負担増に繋がります。そこで、UAは電話対応に代わる新たな体制を整えることが急務でした。

メール対応の導入で得られるメリット

このような背景から、「メールディーラー」を活用したメール対応への切り替えが行われました。特定の店舗で運用を始めた結果、これまでの電話連絡による課題が解決されたのです。メールによって、顧客からの問い合わせに確実に対応できる環境が整い、情報の可視化にも成功しました。これは、スタッフ間での情報共有やコミュニケーションを円滑にし、対応漏れを防ぎます。

また、問い合わせの履歴を閲覧できるため、スタッフが前任者から情報を引き継ぐ際もスムーズです。これにより現場での業務が効率化され、全体的な顧客対応のクオリティが向上することが期待されています。

魅力的なシステムの設計

メールディーラーは、ラクスが開発したクラウドベースのシステムであり、企業のニーズに応じて機能が進化してきました。このシステムは、複数の担当者で運用する際によくある「メールの見落とし」や「対応漏れ」を防ぎ、業務の効率化を図ります。さらに、AIによるメール内容の分析機能も搭載されており、クレームリスクのあるメールを事前に検知します。

現在、8,000社以上が導入しており、16年連続でメール処理市場において売上シェアNo.1を獲得しています。これらの実績は、企業が安定した顧客対応を実現するための信頼性を証明しています。

今後の展望

UAの担当者によると、メールでの運用の切り替えによって電話をかけるお客様をお待たせすることがなくなり、スタッフにも効率的に接客できる環境が整ったとのことです。今後は、さらなる対応品質の向上と業務の効率化を目指し、全社的なメールディーラーの活用を進める意向です。

企業情報

UAは1989年に設立され、国内外から調達したデザイナーズブランドやオリジナル企画の商品を販売するセレクトショップです。「ユナイテッドアローズ」や「ビューティ＆ユースユナイテッドアローズ」など、複数のブランドを展開しています。メールディーラーによる業務改革が、今後の顧客満足度向上に大きく寄与することが期待されます。