新日本フィルの音楽力
2018-10-01 20:19:20
新日本フィルハーモニー交響楽団が推進する地域活性化の取り組みと音楽の力
新日本フィルハーモニー交響楽団が地域活性化に向けた音楽の力を発揮
新日本フィルハーモニー交響楽団は、東京都墨田区を拠点に音楽活動を展開しているオーケストラです。1972年に小澤征爾氏の指揮のもと、自主運営の形で創立されて以来、地域に根ざした活動を行い、音楽を通じた文化振興に貢献しています。最近の取り組みとして、「音楽の力で人とまちを元気に」というプロジェクトを発足させ、地域住民との交流を深めるとともに、音楽を通じた社会貢献を目指しております。
プロジェクトの概要
このプロジェクトは、2017年から墨田区の「すみだの夢応援助成事業」の一環として始まりました。今年も、ふるさと納税型クラウドファンディングを活用し、地域への寄附金を集めています。具体的には、2018年8月1日から12月31日まで実施され、目標金額は2500万円です。この寄附金は、音楽を必要とする人々への支援や、地域の演奏活動に活用される予定です。
寄附金はどのように使われるのか?
寄附金は主に次のような活動に役立てられます。
1. 音楽会チケットプレゼント:音楽に触れる機会が少ない中高生や医療・福祉施設の利用者に演奏会のチケットを提供します。
2. まちかどコンサートの開催:地域の様々な場所で音楽を楽しむイベントを実施します。
3. 演奏録音のアーカイブ制作:小澤征爾氏などの過去の演奏を記録に残すためのCDや資料を作成します。
これらの具体的な取り組みによって、多くの人々が音楽を通じて癒しや感動を得ることができるのです。
返礼品の魅力
寄附にはさまざまな返礼品も用意されており、特製CDや演奏会チケット、江戸切子のグラスなどが手に入ります。小澤征爾が指揮する特別なCDは、多くの音楽ファンにとって魅力的です。これらの返礼品により、市民がプロジェクトへの参加を楽しみながら支援できる仕組みが整っています。
昨年度の実績
昨年度は、寄附金として1635.5万円を集め、多くの活動を実施しました。具体的には、目の不自由な方々を含む1875名を招待したり、墨田区内の博物館や美術館でコンサートを行い、新たな音楽体験を提供しました。
新日本フィルの歴史
新日本フィルは、音楽の力を信じて、多くの人に感動を与え続けています。2010年からはダニエル・ハーディングが「ミュージックパートナー」として活動を支えており、さらに多くの才能を育てています。また、映画音楽などでも知られるこのオーケストラは、日本国内外で高い評価を得ています。そうした実績があるからこそ、地域振興のためのプロジェクトにも自信を持って取り組むことができるのです。
まとめ
新日本フィルハーモニー交響楽団が推進する「音楽の力で人とまちを元気に」プロジェクトは、地域の人々に音楽の素晴らしさを伝えるとともに、地域全体を活性化させる希望を生み出しています。ぜひ、この活動に注目してみてください。音楽が持つ力を実感することで、地域も、そして人々も元気になることでしょう。
会社情報
- 会社名
-
公益財団法人新日本フィルハーモニー交響楽団
- 住所
- 東京都墨田区錦糸1-2-3すみだトリフォニーホール7F
- 電話番号
-
03-5610-3820