映画『愚か者の身分』公開記念!特製帯原作本を全国展開
映画『愚か者の身分』の公開を記念して、出版社の徳間書店は特製帯がついた原作本を全国の書店に展開します。特製帯には、映画の主要キャストである北村匠海さん、林裕太さん、綾野剛さんが新宿・歌舞伎町のネオンに映える姿が印刷されています。公開日は2025年10月24日で、期待が高まる中、原作本は6月11日(水)以降、順次全国書店やネット書店で販売されます。
映画と原作小説の魅力
原作『愚か者の身分』は、西尾潤氏による長篇デビュー作であり、控えめながらも深いテーマ性を持っています。本作は、戸籍ビジネスの裏側に潜む半グレたちの生きざまを描いたノンストップサスペンスで、現代社会が抱える問題を浮き彫りにしています。なぜ登場人物たちが犯罪に手を染めるのか、その背景には私たちの隣に潜む“闇”が横たわっています。読者は、彼らの逃亡劇を通して、緊迫した展開に目が離せなくなることでしょう。
あらすじ
物語の主役はマモルという名の青年。彼は、身分証がなく、金もない優良人物をSNSを使って探し出す仕事をしています。彼の手法は女性を装い、見知らぬ相手から個人情報を巧みに引き出すこと。しかし、ある日上司からの不可解な指示を受け、タクヤとの距離を置くように命じられます。さらに、タクヤの部屋の掃除を行ったマモルが発見したのは、彼の部屋に散らばる血痕でした。タクヤが死亡したとの報が入り、悲しみに暮れるマモルは、タクヤからのメールを受け取ります……。
著者プロフィール
西尾潤は、大阪府出身で、2018年に第二回大藪春彦新人賞を受賞した作家です。デビュー作『愚か者の身分』は、犯罪をテーマとした群像劇として高く評価されています。彼の作品は、社会問題への鋭い視点を持ち、読者の心に深く訴えかけます。
未だに若者たちの間で語られる「戸籍ビジネス」や裏社会の深淵に迫った本作品は、まさに今を生きる人々の姿を反映しています。映画公開後には、コミカライズも始まる予定で、漫画版では異才・多田由美氏が手を掛けることになっています。これにより、原作の世界観がさらなる広がりを見せることでしょう。読者は、書籍、映画、そして漫画といった多角的にエンターテイメントを楽しむことができます。
公式情報
映画『愚か者の身分』は、北村匠海さん、林裕太さん、綾野剛さんの素晴らしいキャストとともに、青春と闇ビジネスを描いたサスペンス作品です。今後も公式サイトやSNSを通じて最新情報が発信されるので、ぜひ注目してください。