Muso Action資金調達。
2025-12-19 17:23:57

Muso Actionが汎用ロボットワーカー開発に向け1億円を調達

Muso Actionが1億円の資金調達を実施



Muso Action株式会社は、東京都千代田区を本社とし、汎用ロボットワーカーの開発に取り組んでいるスタートアップです。最近、同社はシードラウンドにおいて約1.0億円の資金調達を実施しました。この調達には、日本政策金融公庫からの創業融資と合わせ、East VenturesやGMO AI&ロボティクス商事などの投資家が参加しています。

資金調達の目的と背景



近年、製造業や物流業、小売業の現場では慢性的な人手不足が問題となっています。Muso Actionは、こうした現状を打破すべく、独自のロボット基盤モデル(VLA)を活用した汎用ロボットワーカーの実現を目指しています。これにより、特定の作業をこなせるだけでなく、さまざまな現場に柔軟に適応できるロボットの提供が可能になります。

今回の資金は主にエンジニアの採用と開発体制の強化に使用され、現場に実装できるロボットの実証実験を加速します。Muso Actionの技術的なアプローチが注目されていることも、資金調達成功の一因と言えるでしょう。

今後の取り組み



資金調達を受けて、Muso Actionは続いて以下の取り組みを行うことを計画しています。
1. 開発体制の構築:ロボット基盤モデル、制御技術、ソフトウェアを縦横無尽に扱える体制を整えます。
2. 実証実験の開始:製造・物流現場を想定したロボットを用いたデモを行い、その結果をもとにデータを蓄積します。
3. 再利用可能なロボット動作モデルの構築:得られたデータをもとに、汎用的に使用できるロボット動作モデルを構築します。

直近では実証実験の開始を予定しており、これにより本導入やスケール展開に向けた検証を進めていく意向です。

エンジニアの採用強化



また、Muso Actionでは新たな資金調達を受け、エンジニアの採用を本格化しています。今後はAIロボティクスエンジニアやロボット制御エンジニアを募集し、実際に動作するロボットを社会に実装するためのチームを強化します。これにより、設計から実機検証までを一貫して行う体制の確立を目指しています。

投資家のコメント



GMO AI&ロボティクス商事の内田社長は、Muso Actionの代表とトレーニングした経験から、同社が持つロボティクス事業に対する情熱と専門性を高く評価しています。個人投資家の田中渓氏も、ロボティクス分野の潜在能力を感じており、Muso Actionのビジョンに共感を寄せています。

CEOコメント



代表取締役の村山龍太郎氏は、資金調達を通じて募集したエンジニアとともに現場で実際に使用されるロボットの開発を加速したいと考えています。これにより「人の代わりに働く汎用的な労働力」としてのロボットの実用化を実現し、日本の産業に革新をもたらそうとしています。

Muso Actionの概要



Muso Action株式会社は、「Physical AIで人の軽作業を解放する」をミッションに、製造・物流・小売業界で人の作業を柔軟に代替できるロボットワーカーの開発と提供を行うスタートアップです。今後も社会課題と向き合い、持続可能な未来を目指した取り組みを進めていく所存です。


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会社情報

会社名
Muso Action株式会社
住所
東京都千代田区神田美土代町7-3石川ビル6階
電話番号

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