国際陶磁器フェスティバル
2017-10-05 11:21:16

陶磁器の世界を楽しむ!国際陶磁器フェスティバル美濃'17の開幕

陶磁器の祭典、国際陶磁器フェスティバル美濃'17が開幕



9月15日、世界最大級の陶磁器の祭典「国際陶磁器フェスティバル美濃'17」が多治見市にあるセラミックパークMINOで華々しく開幕しました。このイベントは、1986年から続くもので、今年で第11回を迎えます。名誉総裁の眞子内親王殿下をはじめ、多くの審査員や関係者が集結し、新たな陶磁器産業の発展を願う開会式が行われました。

開会式の様子



開会式では、国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会の会長である古川雅典市長が「セラミックバレー」と地域の魅力を紹介し、美濃の文化を広める決意を表明しました。眞子内親王殿下もスピーチを行い、美濃の陶磁器産業や文化の重要性を強調し、地域のさらなる発展を願っておられました。

今回のフェスティバルでは、特に「第11回国際陶磁器展美濃」において、応募総数2,466作品の中から受賞者が選ばれました。審査委員長の高橋秀治氏は、全体のレベルが非常に高く、金賞を巡る審査は熱を帯びたものであったと語りました。

受賞者には、金賞を得た加藤智也さんとSITA WONGさんがおり、それぞれ陶芸に対する思いを語り、喜びを表しました。

フェスティバルの内容



国際陶磁器フェスティバル美濃では、陶磁器の町として知られる美濃地域の魅力を1か月にわたり発信します。フェスティバルのメイン会場であるセラミックパークMINOは、初日から開館待ちの行列ができるほどの盛況ぶりで、訪れる人々は美しい陶磁器作品に触れることができます。

フェスティバルでは、地元の窯元や陶芸家が参加し、陶磁器についての様々な展示や体験イベントが設定されています。各種のワークショップやセミナーも行われ、参加者は陶磁器作りを実際に体験することができるのが魅力です。

セラミックバレーの魅力



国際陶磁器フェスティバル美濃は、「土と炎の国際交流」をテーマにしており、美濃焼を代表とする地域の陶磁器の魅力を広めることを目的としています。多治見市、土岐市、瑞浪市を中心とするこの地域は、陶磁器生産量が国内の約5割を占め、伝統的な技術と現代的なデザインが融合した作品が数多く生み出されています。

「セラミックバレー 世界は美濃に憧れる。」というコピーは、陶磁器だけでなくタイルやニューセラミックなど、美濃が持つ幅広い焼き物の魅力を伝える試みでもあります。美濃に関わる全ての人々の情熱が込められたこの取り組みは、地域の発展を促進しています。

開催概要



  • - 名称: 国際陶磁器フェスティバル美濃'17
  • - 会場: セラミックパークMINO(岐阜県多治見市東町4-2-5)
  • - 会期: 2017年9月15日(金)~2017年10月22日(日)
  • - 主催: 国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会
  • - 入場料: 【7館共通入場券】当日1,500円
  • - 入場対象7施設:
(1) 第11回国際陶磁器展美濃(セラミックパークMINO)
(2) 岐阜県現代陶芸美術館
(3) 多治見市美濃焼ミュージアム
(4) 多治見市モザイクタイルミュージアム
(5) 瑞浪市陶磁資料館
(6) 土岐市美濃陶磁歴史館
(7) 可児市荒川豊蔵資料館

このように、国際陶磁器フェスティバル美濃は、陶磁器の祭典としてだけでなく、美濃地域の文化や歴史を学び、楽しむ絶好の機会となっています。多くの人にとって新たな陶芸の世界を知る一歩となることでしょう。

会社情報

会社名
国際陶磁器フェスティバル美濃実行委員会
住所
岐阜県多治見市東町4-2-5セラミックパークMINO内
電話番号
0572-25-4111

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