日本の創造性研究を牽引する岡田猛氏がMIMIGURIに参画

岡田猛氏がMIMIGURIに参画

2024年、創造性研究の権威である岡田猛氏が株式会社MIMIGURIにシニアリサーチフェローとして加わることが発表されました。この動きは、創造性教育と組織づくりの新たなシナジーを生むことが期待されています。

MIMIGURIとは？

MIMIGURIは人材育成や組織開発を主軸に、多様な組織の変革をサポートするファシリテーション・コンサルティングファームです。文部科学省に認定された研究機関としての顔も持ち、企業や公的機関における創造性の研究と実践を通じて、その知見を学術的に探究することに努めています。

岡田猛氏の背景

岡田氏は東京大学名誉教授として、教育心理学や認知科学を専門とし、創造性に関するさまざまな理論を提唱しています。特に、アーティストが創作プロセスを進化させるための「ずらし」や、アート体験が創造意欲を引き出す「触発」についての研究が評価されています。

岡田氏の学びの影響を受けたMIMIGURIのCo-CEO、安斎勇樹とミナベトモミは、岡田氏とこれまでにも学術的な関係を築いてきました。この度の就任は、両者の信頼関係をさらに深化させ、組織としての研究機能を強化するきっかけとなるでしょう。

岡田氏の参画がもたらす変化

岡田氏の加入によって、MIMIGURIの研究活動は新たな局面を迎えることが期待されています。岡田氏の専門知識とMIMIGURIの実践知が融合することで、多様な組織が自発的に変革を起こせる支援を行う体制が整うのです。

岡田氏は、「MIMIGURIとの連携を通じて社会での意味ある活動を推進することを楽しみにしている」とコメントし、自身の研究が社会にどのように役立つかを考えています。

今後の取り組み

今後、MIMIGURIは岡田氏との協働を通じて、オンライン学習プラットフォーム「CULTIBASE」を利用した共同制作コラムなど様々な活動を展開していく予定です。第一弾として公開された連載『境界を渡る創造性』では、人が創造的になる可能性を探求する内容が取り上げられており、多くのリーダーたちにとって必見の情報となるでしょう。