地域の活力を生み出す!東京都「地域の底力発展事業助成」対象事業決定!
東京都では、地域活動の担い手である町会・自治会が取り組む事業に対して支援を行う「地域の底力発展事業助成」を実施しています。この度、今年度2回目の助成対象事業が決定しました。
今回の助成対象事業には、住民同士のつながりを深めるためのユニークな取り組みが目立ちます。例えば、子供が運営に携わる夏祭りや、中学校と連携した防災訓練など、地域住民が主体的に参加できる企画が数多く選ばれました。
増加する申請数、地域活動への関心の高まり
第2回の申請数は315件となり、昨年度の179件と比較して大幅な増加となりました。これは、地域活動への関心の高まりを示すものであり、東京都が推進する「未来の東京」戦略の一環として、地域コミュニティの活性化がますます重要視されていることを物語っています。
多様なニーズに対応する助成事業
助成対象事業は、町会・自治会連合組織と単一町会・自治会の2種類に分けられ、幅広い地域活動が支援対象となっています。
具体的には、以下の様な取り組みが助成対象となっています。
住民同士のつながりを深める活動:子供たちが運営に携わる夏祭りや、世代間交流を目的としたイベントなど
防災意識の向上:中学校との連携による防災訓練や、外国人住民向けの多言語ヘルプカード配布など
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地域課題の解決:子供と高齢者の居場所づくりや、多文化共生を促進するための活動など
未来の東京を創造する地域力
東京都は、今後も地域活動の支援を強化することで、地域住民が主体的に地域づくりに参加できる環境を整備し、活力ある地域社会の実現を目指していきます。
助成事業の例
1. 子供が運営に携わる夏祭り(板橋区:光が丘ゆりの木北自治会)
- - 子供たちが会場内のコーナー企画から接客まで担当することで、社会性を育むとともに、地域住民との交流を促進します。
2. 中学校との協力による防災訓練(北区:西ヶ原三和自治会)
- - 地域住民と中学生が共同で防災訓練を実施することで、防災意識の向上と世代間交流を図ります。
3. 子供と高齢者の居場所づくり(大田区:馬込三本松町会)
- - 夏休み期間中に町会会館を開放し、学習サポートや遊びの場を提供することで、子供と高齢者の安全確保と世代間交流を促進します。
4. 防災対策と多文化共生に取組む夏祭り(八王子市:南大沢4丁目15番地自治会)
- - 外国人住民も参加しやすい夏祭りを開催することで、地域住民の一体感と災害への備えを強化します。
問い合わせ先
生活文化スポーツ局都民生活部地域活動推進課
電話:03-5388-3166