家族の思い出を未来へつなぐ新サービス「ハウストーリー」
2026年8月10日より、株式会社Leolineが提供を開始する新しいサービス「ハウストーリー(HOWSTORY)」は、家族の記憶をVRで保存し、家族の絆を深めることを目的としています。このサービスは、家族が住んでいた家の情報を360°のVR動画として記録し、写真や動画、家系図、エピソードなどを一つの物語としてつなげることを目指しています。
家庭の記憶をデジタル化する理由
昨今、日本では「実家じまい」の問題が深刻化しています。超高齢社会の進展に加えて人口の都市部集中が進む中、家を取り壊さざるを得ない状況が増えています。しかし、家族の源流や思い出を消してしまうことは、心の拠り所を失うことに他なりません。「ハウストーリー」は、そんな家族の記憶をデジタル資産として保管し、次世代に引き渡す新しい形を提供します。
このサービスは、空間を丸ごとVRとして保存する独自の撮影方法と技術を駆使しており、柱の傷や窓からの景色を忠実に再現し、生活の息遣いをも感じることができるのです。
家族の絆を深める「ハウストーリー」
「ハウストーリー」は、ただの建物の保存ではありません。実際にその場を歩くような疑似体験を通じて、過去の思い出をリアルに追体験することができます。家族の古い写真や動画を整理し、カラー化したコンテンツと共に、VR内に記録しているため、保存容量を気にすることなく共有することができます。
さらに、完成したVRコンテンツは名刺サイズのQRカードとして提供され、家族それぞれのスマートフォンで同じ記録を確認可能です。これにより、離れた場所にいる家族とも簡単に思い出を共有し、つながる機会が増えます。
株式会社LeolineのVision
サービスの背後には、代表取締役の畠山琢氏自身の体験があります。2021年に撮影した祖母の家は、彼女が施設に入った後、家族にとって心の拠り所となり、文書化されました。この記録を通じて、畠山氏は家を残すことは建物ではなく、その場所で過ごした人々の時間や思い出を残すことであると実感しています。
この「ハウストーリー」は、家族の絆を確かなものにし、新しい思い出の拠点となることを目指しています。家族が語り合い、思い出を重ねていく場が提供されることで、孤立を解消し、未来へとつないでいくのです。
まとめ
家族の記憶を未来へと受け渡す新しいサービス「ハウストーリー」。離れていてもつながり、家族の歴史を共有することができるこのサービスは、心の拠り所となり、次世代にわたって家族の絆を育んでいくことを可能にします。今後、このサービスによる家族の未来がどのように変わっていくのか、ますます期待が寄せられています。