発酵もみがら堆肥の魅力
2021-04-28 11:00:18

循環型社会に貢献する発酵もみがら堆肥の登場

環境配慮と地元の結びつき



近年、持続可能な社会の構築が求められる中、環境循環型商品が注目を集めています。その一つとして、株式会社NTT東日本-関信越と株式会社JBBが共同開発した『学校給食から生まれた 発酵もみがら堆肥』が登場しました。この新たな堆肥は、学校給食の残渣やもみがらを発酵させて作られ、環境への配慮がなされています。

地域の資源を活用する取り組み



この堆肥の原料は、群馬県高崎市内の学校等から回収された給食の残り物と、地元の農業資源であるもみがらです。NTT東日本-関信越では、これらを利用して堆肥化し、地元の生産農家に販売。農家では、この堆肥を使用して地場産の新鮮な野菜を育てることができます。また、小中学校では、花壇や菜園での活用も促進されており、地域全体で資源循環型社会の構築に貢献しています。

発酵もみがら堆肥の特長



この堆肥の最大の特長は、独自の技術によって分解されたもみがらのケイ酸を多く含む点です。堆肥を使用することで、土壌の水はけや保水性が向上し、団粒構造が形成されます。これにより、土が柔らかくなるだけでなく、植物の根が細かく伸びて栄養をしっかり吸収できるようになります。

さらに、植物がケイ酸を吸収すると、ガラス質の層が形成され、茎や葉が強化されるため、倒伏や垂れ下がりが少なく、立ち上がった草型を持つようになります。この結果、根元には十分な日光が届き、光合成が促進されて糖度が増す上、病害虫にも強くなる効果があります。

臭いがない堆肥の利便性



この発酵もみがら堆肥は、臭いがないため、室内での使用も可能です。実際に、東急ハンズ渋谷店の7Aフロアでは、この堆肥を用いた野菜の栽培がスタートしました。都市部において、手軽に農業体験ができる場が増えることで、さらなる関心が寄せられるでしょう。

商品詳細



『学校給食から生まれた 発酵もみがら堆肥』は、200gと800gの2つのサイズで販売されており、小売価格はそれぞれ748円(税込み)と2178円(税込み)です。この商品の購入は、JBBの直販サイトあるいは東急ハンズ渋谷店までどうぞ。公式サイトはこちらです。

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株式会社JBBは、「子どもを生みやすい・育てやすい環境」を目指し、プロダクトデザインや開発を行っています。社会課題の解決に取り組むことを理念として掲げており、共感を持つ企業と共に活動しています。関心のある方は、ぜひお問い合わせください。

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