PanasonicとQUANTUMの体験型プロトタイプ
2016年10月4日から7日まで、千葉市の幕張メッセで開催されるCEATEC JAPAN 2016に、株式会社QUANTUMがパナソニックと共同開発した新しい体験型プロトタイプが出展されることが決まりました。このプロトタイプは、最新の技術を利用したユニークな体験を提供し、来場者に新たな価値を提供すると期待されています。
新技術の注目ポイント
QUANTUMとPanasonicが開発した体験型プロトタイプには、以下のような革新的な技術が組み込まれています。
1. 人体通信応用デバイス
使用が簡単なこの技術は、IDカードを機器に「かざす」のではなく、手で「触れる」だけで認証を行うことができます。これにより、電波が外部に漏れる心配がなく、よりスムーズな認証が可能となります。煩わしい動作を省けるため、日常生活においても非常に便利です。
2. 3Dアクチュエータ(カメラスタビライザ)
この技術は、走行中や不安定な地面でもブレずに対象を撮影できるスタビライザー機能を提供します。自動で対象を追い続ける機能も搭載されており、臨場感あふれるダイナミックな映像を実現します。これにより、特別な技術を使わなくても、高品質な映像制作が可能になるでしょう。
3. 電池レス無線スイッチ
エナジーハーベスト技術を活用し、電池や配線が不要でありながら、スイッチのON-OFFを日常の動作で可能にするモジュールが開発されました。これにより、家庭やオフィスでの簡単な作業が効率的に行えるようになります。メンテナンスフリーの環境を実現する技術です。
共同開発企業の紹介
今回のプロトタイプの開発には、いくつかのベンチャー企業や団体が参加しています。
- - 面白法人カヤック
- - karakuri products
- - 株式会社白
- - テクノコスプレ研究会
- - ブルーパドル株式会社
これらの企業が持つユニークな視点や技術が、プロトタイプの質をさらに向上させています。
CEATEC JAPAN 2016について
CEATEC JAPANは、最新のテクノロジーや製品を展示するアジア最大級のイベントです。ハイテク体験と最新情報を同時に楽しむことができる場であり、多くの来場者が集まります。QUANTUMの出展は、パナソニックブースの小間番号1S24に配置されており、来場者にとって貴重な体験となるでしょう。
株式会社QUANTUMについて
QUANTUMは、異なる業種や企業が協力して新しいアイデアやサービスを誕生させることを目的としたStartup Studioです。多様な専門性を有するプロフェッショナルによって構成され、生活の質を向上させることを目指しています。2016年にTBWA HAKUHODOから分社化し、以来、新たな事業機会の創出に注力しています。
提供サービス
QUANTUMは、以下のサービスを提供しています。
- - QUANTUM Accelerator: 大企業の新規事業開発を支援し、スタートアップ企業を成長させるプログラム。
- - QUANTUM Partnership: 大企業のイノベーションを促進し、スタートアップとのコラボレーションを推進するサービス。
- - QUANTUM Makers: 革新的な製品やサービスの開発を行い、自社事業化やパートナー企業との共同事業化を実現します。
CEATEC JAPAN 2016でのQUANTUMとPanasonicの新技術体験にぜひご期待ください。