ナレッジワークの成長
2022-04-20 10:00:02
ナレッジワークが営業イノベーションを牽引、10億円調達でさらなる成長を目指す
ナレッジワークが営業生産性を劇的に改善
株式会社ナレッジワークは、営業部門の生産性向上を目的としたセールスイネーブルメントクラウド「ナレッジワーク」を正式にリリースしました。また、シリーズAラウンドの1stクローズで10億円という大規模な資金調達も発表。これにより、営業の効率化を図る新たなソリューションが提供され、今後の展開に期待が高まっています。
セールスイネーブルメントとは?
セールスイネーブルメントは、営業チームの生産性を向上させるためのメソッドです。具体的には、営業資料やノウハウの展開を行う「ナレッジ領域」、営業向けの学習プログラムを提供する「ラーニング領域」が存在します。この考え方は特に米国で広く使われており、その効果が実証されています。
日本企業においては、営業生産性は国際基準に比べて低い水準であることが課題です。属人的な営業が主流であり、商談準備も非効率的なものが多く見られます。そのため、「ナレッジワーク」はこれらの課題を解決すべく登場しました。
ナレッジワークの特徴
「ナレッジワーク」には主に3つの特徴があります。まず一つ目は All in One です。ナレッジ領域、ラーニング領域、ワーク領域といった営業に必要な機能を一つのプラットフォームで実現します。
二つ目は ユーザビリティ です。営業チームが必要な資料やノウハウをすぐに見つけられる高いユーザビリティが、多くのユーザーから支持されています。三つ目は ノウハウの提供 です。セールスイネーブルメントの分野での専門的な知識を持つコンサルタントが、企業と共に導入を進め、その過程をサポートします。
既存の顧客成功事例
「ナレッジワーク」には、既に複数の大手企業や中堅企業の営業部門で導入実績があります。営業生産性の向上に貢献している様子は、顧客事例としてウェブサイトにも掲載されており、今後の成果に注目が集まります。
シリーズAラウンドでの資金調達
さらに、株式会社ナレッジワークはシリーズAラウンドの1stクローズで、グロービス・キャピタル・パートナーズやDNX Venturesをリードにして、10億円の資金調達を成功させました。この資金は「ナレッジワーク」の開発や組織体制の強化に使用される予定です。これにより、さらなる機能向上やサービスの拡充が期待されています。
グロービス・キャピタル・パートナーズとDNX Venturesは、ナレッジワークのシードラウンドやプレシリーズAラウンドでも出資者として関与しており、これまでの調達金額は総計で14.2億円に達しています。
CEOとCTOのコメント
CEOの麻野耕司氏は、「日本には約1,000万人の営業職がいるが、業務満足度や生産性が低くなっている。セールスイネーブルメントを普及させることで、営業という仕事の価値を高めたい」と語ります。CTOの川中真耶氏は、「人の業務体験を改善することが目的であり、その一環として営業職向けのソフトウェアを提供していく」と述べています。
投資家の視点
投資家からも強い支持が寄せられており、DNX Venturesの倉林陽氏は、「ナレッジワークのリーダーシップが、日本企業の営業生産性向上を実現することに期待している」とコメント。また、グロービス・キャピタル・パートナーズの今野穣氏は、ナレッジワークが顧客の営業力を高める道を共に歩んでいく意思を示しています。
まとめ
ナレッジワークの登場は、日本の営業職に新たな可能性を提供します。セールスイネーブルメントの重要性が増す中、同社のサービスは営業効率化の必須なツールとして、企業の成長を支援していくことでしょう。今後もその動向から目が離せません。
会社情報
- 会社名
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株式会社ナレッジワーク
- 住所
- 電話番号
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