白鶴酒造が新しいSAKEに挑戦!
日本の酒造りの伝統に新たな風を吹かせる白鶴酒造株式会社が、2025年1月25日(土)から新たなお酒「HAKUTSURU SAKE CRAFT No.4」を数量限定で発売します。この新作は、白鶴酒造資料館内にあるマイクロブルワリーで醸造されたもので、なんと米以外の原料を使う「その他の醸造酒」に初めて挑戦しました。特別な香りと色合いを持つこのSAKEが、どのようにして生まれたのか、詳細にお伝えします。
HAKUTSURU SAKE CRAFT No.4の特徴
「HAKUTSURU SAKE CRAFT No.4」は、720mlのボトルで小売価格は6,050円(税込)。主要な原材料には、兵庫県産の白鶴錦を使用した国産の米と米こうじ、そしてホップが含まれています。純米大吟醸の製法を基にした低温発酵から生まれる香りは、まるでデリシャスメロンのよう。その上に、鮮やかなシトラス系のホップの香りが加わり、味わいは甘みとホップ由来の優しい苦味が絶妙に絡み合います。
杜氏伴光博の挑戦
杜氏の伴光博氏は、今回の「その他の醸造酒」への挑戦を振り返り、「ホップを使用することにしたのは、多くのSAKEマイクロブルワリーで実績があるためです」とコメント。純米大吟醸の特徴を活かしつつ、ホップの魅力を引き出すために何度も試作を重ねたといいます。出来上がりの色調も試行錯誤を経て、ベストなロゼ色に仕上がりました。
料理とのペアリング
このお酒は、和と洋の折衷を楽しむためのSAKEとして設計されています。特に、創作料理やマイルドな西洋料理と相性が良いとされており、飲む方々にとって新たな味わいの体験を提供することを目指しています。伴氏は「このホップのSAKEが、日本酒が苦手な方々にとっての新たな第一歩となり、次のステップへと進むきっかけになってほしい」と願っています。
限定販売の概要
「HAKUTSURU SAKE CRAFT No.4」は、その限定数208本のみが白鶴酒造資料館で販売されます。購入を希望する方は、事前に行かれることをおすすめします。また、白鶴酒造資料館は、酒造りのプロセスを実際に見ることができる貴重な施設であり、多くの酒好きと訪問者に新たな体験を提供しています。
未来の展望
白鶴酒造は、今後も多様な素材を生かしたSAKEの製造を進めていく意向を示しています。オーダーメイドのSAKEや、他の業種とのコラボレーションなど、新たな挑戦が待ち受けています。「HAKUTSURU SAKE CRAFT」を通じて、日本酒がより多くの人々に愛されるような未来を描いているのです。
この新しいホップ香るSAKE、「HAKUTSURU SAKE CRAFT No.4」をぜひ味わってみてはいかがでしょうか。日本酒の新たな魅力に出会えることでしょう。