2025年版子どもプログラミング教室満足度調査 結果発表
6月19日はプログラミング教育の日。オリコン株式会社が実施した『子どもプログラミング教室』に関する顧客満足度調査の結果が発表されました。2025年版では、
ProgLabが2年連続で総合1位に輝き、その理由や他の教室との比較を詳しく見ていきましょう。
調査概要
この調査は、2025年1月から2月にかけて、全国の保護者1,749人を対象に行われました。調査方法はインターネットを用い、回答者は過去5年以内にプログラミング教室に通わせていた方々です。評価項目は、「入会手続き」や「通いやすさ」「授業の質」など、全9項目で評価が行われました。
ProgLabの評価
ProgLabは、評価項目の中から特に「通いやすさ」「先生」「授業の受けやすさ」などで高得点を獲得し、総合で1位となりました。具体的には、
82.3点という高得点で「先生の評価」が特に優れていることが際立ちました。保護者のクチコミでは、授業内容が楽しみであり、子どもが家でも授業の話を楽しそうにする様子が伺えています。また、初心者でも安心して通える点も評価されています。
ヒューマンアカデミー ジュニア
続いて、総合2位に輝いたのは
ヒューマンアカデミー ジュニアです。特に、「入会手続き」のわかりやすさが高く評価され、保護者からはプログラミング教育による忍耐力の向上や、自己表現力の向上についての声が寄せられました。また、この教室もアプリやゲーム制作のコースにおいて、安定した人気を誇っています。
3位の争い
プログラミング教育 HALLOと
ロボ団は同点で3位にランクイン。HALLOでは、保護者へのサポート体制が評価され、子どもたちが楽しみながらプログラムを学んでいることが保護者から評価されています。ロボ団は、前回の5位からランクアップし、教室環境においても良好な評価が得られました。
プログラミング授業の状況
調査によると、プログラミングを習う子どもたちを持つ保護者のうち、61.1%が「プログラミングはできない」と回答しており、その中で12.5%が「生成AIを用いてのみプログラミングをすることができる」としました。この数値からも、生成AIの影響が見受けられます。
まとめ
2025年版の顧客満足度調査において、子どもプログラミング教室の人気が改めて実感できる結果となりました。プログラミング教育は今後ますます重要となるでしょう。保護者が選ぶ教室の選定においても、通いやすさや教育の質が重要なポイントとなることが明らかになりました。子どもたちにとって、有意義なプログラミング学習の場が整っていることは、未来を担う子どもたちに必要不可欠な要素です。