一般社団法人全国VR推進協会が社寺支援事業を開始
一般社団法人全国VR推進協会(神奈川県藤沢市、代表理事:藤原憲市)は、2022年の設立から3周年を迎えるにあたり、新たに社寺支援事業を展開することを発表しました。この事業は、これまでの店舗支援のノウハウを生かし、神社や仏閣の集客や広報を支援することを目的としています。
これまでの歩み
同協会は、これまで10年間にわたり、全国5,000店舗以上に対し、VR技術を活用した集客支援を行ってきました。特にGoogleストリートビューの撮影やGoogleビジネスプロフィールを利用したサービス提供は、多くの業種の店舗に活用され、地方都市から大都市まで幅広く成果を上げています。顧客の来店体験の向上やスタッフ教育の効率化、販促方法の革新など、多角的なアプローチで店舗の発展に寄与してきました。
活動を通じて、全国各地の社寺を訪れる機会が増えた協会メンバーは、その中で多くの神社仏閣が運営に苦慮していることを認識しました。この現状を改善すべく、当協会は彼らの支援を始めることにしたのです。
日本の社寺が抱える課題
文化庁の『宗教年鑑』に依れば、日本には約15万8千の社寺が存在します。およそ8万の神社と7万5千の寺院があるため、全国のコンビニエンスストア数よりも社寺の数がかなり多いことが見て取れます。これだけ多くの社寺が存在する中で、一般の人たちにとっては有名な神社以外は、集客やPRに苦慮していることが多いのです。
社寺支援事業の内容
新たに開始される社寺支援事業は、以下の内容に基づいています:
- - VR技術を活用した境内のデジタル化:来訪者がVRで境内を体験できる仕組みを構築。
- - Googleビジネスプロフィールの利用:参拝者を増やすための情報発信の強化。
- - クラウドファンディングの活用:地域住民や信者がプロジェクトに参加し、支援の輪を広げる仕組み。
- - 地域経済との連携:社寺と地域の商業を結びつけ、共に発展するプロジェクトを実施。
クラウドファンディングでの取り組み
社寺支援事業においては、地域の提携企業と協力し、クラウドファンディングを通じた資金調達が予定されています。このアプローチにより、地域住民がプロジェクトに対して直接関与することができ、