プラスチックリサイクルセミナーのご案内
本記事では、2025年7月11日(金)に行われるセミナーについて詳しくご紹介します。このセミナーでは、国際的なリサイクルの最新動向およびNEDOの成果を踏まえ、日本の技術開発の課題について掘り下げられます。
セミナー概要
日本計画研究所(JPI)がホストとなり、早稲田大学の松方正彦教授を講師として招聘します。松方教授は、公益社団法人石油学会の元副会長であり、新化学技術推進協会の委員長も務めています。彼の知識と経験に基づき、プラスチックリサイクルとケミカルリサイクルの重要性が解説される予定です。
目的と背景
現在、サーキュラーエコノミーの実現は、世界中での喫緊の課題です。日本においては、2035年までに焼却や埋立をゼロにする目標が掲げられています。特に、800万トンのプラスチック廃棄物の中で、ポリオレフィン系のプラスチックが70%を占めており、そのリサイクル技術の開発が急務です。
講義内容
セミナーでは、以下の内容に焦点を当てます。
1.
プラスチックリサイクルの必要性:達成すべき目標や全体像を整理します。
- マテリアルリサイクルやケミカルリサイクル、エネルギーリカバリーの概要
2.
国内外のケミカルリサイクル動向:廃プラスチックの分類やリサイクル技術の概要をまとめます。
- 国内外の開発動向も報告されます。
3.
ケミカルリサイクル技術の研究開発:分解技術やプロセスについて具体的に解説します。
- 特に熱分解法や触媒分解法について説明します。
- NEDOが実施した研究開発の成果にも触れます。
4.
今後の課題について:サプライチェーンの可視化や社会実装に向けての課題について議論します。
5.
質疑応答と交流:セミナーの最後には、質疑応答の機会があります。参加者同士の名刺交換なども含まれ、新たなビジネス展開に向けた人脈形成が期待されます。
参加方法
参加希望者は、会場受講またはオンラインのライブ配信、アーカイブ配信から選ぶことができます。受講料は1名37,600円(税込)で、2名以上の申し込みでは割引が適用されます。
お申し込み先
詳細な情報や申し込み方法は、
こちらのリンクをご覧ください。
このセミナーは、リサイクルに関心のある方々にとって非常に価値ある機会となるでしょう。新たな知識の習得だけでなく、ビジネスの創出にも繋がる場ですので、ぜひご参加ください。