第6回自由の女神アート作文コンクールが開催!
国際的な芸術表現を育む「自由の女神アート作文コンクール」が、ニューヨーク育英学園主催のもと、今年も開催される運びとなりました。3年ごとに行われるこのイベントは、2009年に創立30周年記念事業としてスタートし、15年目を迎えることになります。
このコンクールは、日本語を学ぶ世界中の子どもたちに、絵画や作文を通じて豊かな感性を育成することを目的としています。前回の第5回コンクールでは、世界中から約700点の応募があり、多くの子どもたちの創造力が披露されました。
未来へのメッセージ「20年後の地球」
第6回大会のテーマは「『あったらいいな@20年後の地球に』」。2025年には戦後80年を迎え、このコンクールでは「終戦から100年後の地球はどのようになっているのか?」という未来への問いかけを通し、平和や共生のビジョンを自由に描写し、子どもたちが想像力を広げる機会を提供します。
さらには、審査員には、日米両国で著名なアートや文学の第一人者が名を連ねています。慶應義塾ニューヨーク学院の巽孝之氏と美術評論家・梁瀬薫氏がその役割を担い、参加者にとって意義のある経験をもたらすことを期待されています。
優れた表現を促す審査員のコメント
巽氏は、「自己表現は、自分の別の側面と出会うための手段であり、本コンクールがそのきっかけになればいい」と述べています。また、梁瀬氏は「アートは言葉にできない感情を表現するための本源的な手段であり、若い世代の創作活動が新たな対話や共感の触媒になることを願っている」と語りました。
国内外の教育機関が協力
今回から、ニュージャージー日本人学校が新たに共催として加わることが決まりました。この協力は、ニューヨーク育英学園とニューヨーク日本人教育審議会、海外子女教育振興財団との間で結ばれた「教育交流連携協定」に基づいています。これにより、国際的な教育活動がさらに拡大することが期待されます。
応募要項について
コンクールの詳細は以下の通りです。
- - 主催: ニューヨーク育英学園、共催: ニュージャージー日本人学校
- - 対象: 世界中の日本語学習者(幼稚園児〜高校生)
- - 部門: 絵画部門、作文部門(作文は小学生以上)
- - 応募締切: 2025年10月31日(当日消印有効)
- - 表彰式: 2026年3月、ニューヨーク・日本クラブにて
詳しい応募方法は、ニューヨーク育英学園の公式ウェブサイトで確認できます。
ニューヨーク育英学園の背景
1979年に設立されたニューヨーク育英学園は、全日制インターナショナルスクールやサタデースクールなど、多様な教育プログラムを提供しています。地域に根ざした教育活動を通じて、世界に羽ばたく次世代を育成する使命を持っています。
お問い合わせ
このコンクールに関するお問い合わせは、ニューヨーク育英学園の事務局までご連絡ください。
- - 住所: 8 West Bayview Avenue, Englewood Cliffs, NJ 07632 USA
- - 電話: +1-201-947-4832
- - メール: [email protected]