クニエが新たに提供する「CX4.0診断サービス」とは
株式会社クニエ(NTTデータグループ)が2024年8月26日より、BtoB企業向けに「CX4.0診断サービス」を開始します。このサービスは、顧客体験(CX)の向上を目指す企業に対して、クニエの専門コンサルタントが独自開発した「CX問診ツール」を活用し、企業のCXを網羅的に評価・改善するものです。
サービス概要と提供内容
「CX4.0診断サービス」は、企業が自身のCXを見直し、改善点を特定するためのコンサルティングサービスです。具体的には、以下のような流れで進められます。
- - CX問診ツールを用いた診断
- - 競争力のあるCX設計や制度設計のサポート
- - 45万円(税別)で提供され、期間は約1.5カ月
このサービスを利用することで、企業は自身のCXをより深く理解し、具体的な改善策を導き出すことができます。
歴史と背景
CXの考え方は、初期のプロダクトアウトからマーケットインへの転換(CX1.0)を経て、カスタマーサービスの高度化やCRMツールの拡充(CX2.0)への流れをたどり、現在では顧客体験を発展させた個別対応(CX3.0)へと進んでいます。最近では、不定形のサービスを提供するBtoB企業でも、顧客の期待に即したサービス設計を行う動きが増えています(CX4.0)。クニエはこのような市場の他、さまざまな企業のニーズに応えるために、BtoB企業向けのCX診断サービスを開発しました。
機能と評価項目
「CX4.0診断サービス」では、以下の5つの評価項目に基づき診断が行われます。
1.
顧客理解:顧客のニーズ・課題に基づいたサービスであるかの確認
2.
CXドライバー:顧客理解に基づくCXの核心要素の明確化
3.
CX調査・分析:情報収集とデータ分析の体制の確認
4.
CX評価制度:CX関連の指標設定と評価制度の確認
5.
クローズドループ:顧客評価を組織内で活用し、改善へつなげる仕組みの確認
これらの項目を通じて、自社のCXを改善するための具体的なアクションが整理されます。
利用のメリット
このサービスを受けることにより、企業は次のようなメリットを得ることができます。
- - CXの改善ポイントが明確化される
- - CXドライバー設計方針が洗練される
- - 新規事業企画に必要なCX関連情報が整理される
- - CXKPI設計のための重要ポイントの特定が可能
- - CXと収益の相関を設計するための理解が深まる
- - 組織内におけるクローズドループを円滑に回すための要素が明確になる
今後の展望
クニエは、これまでのコンサルティング経験を活用し、今後も「CX4.0診断サービス」の提供を通じて企業のCX強化を支援し続けていく方針です。顧客体験の重要性が増す現在、企業にとって強固なCXの確立は競争優位性を保つ上でも非常に重要な要素です。
会社の紹介
株式会社クニエは、高度な専門性を備えたコンサルティング会社で、近年のビジネス環境の変化に対応し、様々な変革を支援しています。詳細な情報は
公式サイトをご覧ください。