生活クラブの支援
2024-12-25 13:24:00

山形県庄内地域復興支援に生活クラブが約4,554万円の寄付を実施

山形県庄内地域の復興へ向けた支援の取り組み



2024年7月25日、山形県庄内地域で発生した記録的な豪雨により、地域は甚大な被害を受けました。その状況を受け、生活クラブ事業連合は「庄内豪雨復興支援カンパ」を募り、約4,554万円もの寄付金が集まりました。このカンパ金の一部は2024年12月20日に、酒田市や遊佐町の関連団体へ贈呈されました。

贈呈式には、酒田市長の矢口明子氏や、遊佐町長の松永裕美氏といった地元のリーダーたちが出席し、支援の感謝の意を表しました。矢口市長は「物資だけでなく、人のつながりも大切にしている」と評価し、松永町長も「生活クラブとの50年以上の連携が、今回の支援に生かされた」と述べました。

庄内豪雨復興支援カンパについて



生活クラブの組合員は、自らが生産者と密接に関わる「庄内交流会」を過去51回行い、地域への理解を深めています。このような長年の繋がりが、今回の復興支援の基盤となりました。

カンパの詳細


  • - 総額: 約4,554万円
  • - 実施期間: 2024年9月30日~10月25日
  • - 寄付先:
- JA庄内みどり: 8,000,000円
- 遊佐町共同開発米部会: 8,000,000円
- 月山農場: 1,000,000円
- 酒田市: 7,000,000円
- 遊佐町: 7,000,000円
- 及びボランティア支援にも活用

生活クラブの人的支援活動



生活クラブでは、災害支援協定に基づいて、地域における復旧活動を行いました。2024年8月31日から10月15日までの約1か月半、256名のメンバーが被災地でボランティア活動に従事しました。彼らは、流入した土砂の撤去や流木の排除、稲の手刈りなど、多岐にわたる作業を行いました。特に遊佐町杉沢地区の共同開発米の圃場と酒田市のボランティア作業に深く関与しました。

メンバーは、毎日交代で地域の復旧作業に取り組み、被災した園芸品目や庄内柿の維持にも貢献しました。これらの支援は、地域全体の復興にもつながり、地元の生産者からの感謝の声も多く寄せられました。

地元生産者からの感謝の言葉



12月上旬には、JA庄内みどりの代表や遊佐町共同開発米部会のリーダーが生活クラブを訪れ、今回の支援への感謝を伝えました。JA庄内みどりの田村組合長は、支援者の皆さんが地域の復旧活動に多大な貢献をしてくれたことに感謝の意を表しました。特に、住民が収穫を諦めかけていた中、支援によって希望を取り戻せたと言います。

また、遊佐町共同開発米部会の今野部会長も、生活クラブの支援によって復旧と収穫を両立できたと、感謝の意を述べました。

生活クラブの挑戦と未来



生活クラブは、約42万人の組合員を持ち、21都道府県にある33の地域生協と共に安全で環境に配慮した生活を実現するための活動を続けています。彼らは「ローカルSDGs」を推進し、地域や世代を越えた循環的な共生社会の構築を目指しています。持続可能な社会の実現に向けて、今後も地域との協力を深めていくことでしょう。


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会社情報

会社名
生活クラブ事業連合生活協同組合連合会
住所
東京都新宿区新宿6-24-20KDX新宿6丁目ビル 5階(代表・総務部)
電話番号
03-5285-1771

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